WordPressの自動更新はやめるべき!(標準設定は危険なので要変更)

WordPressの自動更新はやめるべき!(標準設定は危険なので要変更)

この記事では、WordPressのアップデートを自動更新にしてはいけない理由と設定変更の方法について、くわしく解説していきます。

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2024.04.08)

つい先日、WordPressが6.5にメジャーバージョンアップされました。

「パターン」のタイトルが変更できない問題が発生しているようなので、6.5にバージョンアップした人は注意してください。

タイトルが変更できないだけで、新規に「パターン」を作ることはできます。

次の6.5.1あたりで対応されるんじゃないでしょうか。

2024.04.10)

本日、WordPressは6.5.1を通り越して6.5.2に更新されていました。

残念ながら、「パターン」のタイトル変更問題は修正されてなかったです。

過去のメジャーバージョンアップでのトラブル(タップで詳細展開)

以下の内容は、6.3.2→6.4にメジャーバージョンアップした時のゴタゴタです。

メジャーバージョンアップの自動更新は無効にしましょう!

2023.11.08追記)
WordPress6.4がリリースされました。

X(ツイッター)で確認すると、6.4にアップしてエラーが発生している人がいるようです。
多分、テーマかプラグインが関係していると思いますが、すぐにバージョンアップするのは控えましょう。

6.4→6.3.2に戻したい場合は、以下の記事を参照ください
WordPressのバージョンをダウングレードできるプラグインの使い方

2023.11.13追記)
WordPress6.4.1がリリースされたので、バージョンアップしてみました。

以下の環境ですが、SWELL、Cocoon(別サイト)とも、特に問題は発生していないので、6.4.1にバージョンアップしても大丈夫だと思います。(ツイッターでも問題報告なさそうなので)
手動でバージョンアップする

■環境
WordPress:6.4.1
SWELL:2.8.1
Cocoon:2.6.8.10

ここから本題

WordPressのインストール直後は、WordPressのメジャーバージョンアップがあった時に「無条件で自動更新(自動アップデート)する設定」になっているので危険です。

マイナーバージョンアップはともかく、メジャーバージョンアップで自動更新をしてしまうと、表示が崩れたり、警告やエラーが表示されることがあります。

この記事では、メジャーバージョンアップの時に「自動で更新しない設定」(無効化)に変更する手順について解説します。

WordPressのインストール直後は「有効化」されているので、必ず設定変更を実施しましょう!

目次

メジャーバージョンアップを自動でしない設定にする

メジャーバージョンアップの時に、自動で更新してはいけない理由については、後述の「メジャーバージョンアップを自動実行してはいけない理由」を参照してください。

では、WordPressのメジャーバージョンアップの時に、自動更新しない設定(無効化)に変更してみます。

無効化の設定変更をしてもマイナーバージョンアップの時には自動更新されますが、マイナーバージョンアップの自動更新は問題ありません。(エラーなどのリスクはほとんどない)

WordPressの管理画面にログインしたら、メニューの「ダッシュボード」の「更新」をクリック。

【WordPress】アップデートの注意点は自動にしない!

自動更新が有効

還じい

メジャーバージョンアップが自動で実施される設定なので、要変更

自動的にWorPressのメジャーバージョンアップをするモード

「新しいバージョンごとに」と表示されている場合は「自動更新が有効」なので、①のリンクをクリック。

「メンテナンスリリースとセキュリティのみ」という表示に変わればOK!

これで、メジャーバージョンアップでの自動更新が無効化されました。

自動更新が無効

還じい

メジャーバージョンアップは自動で実施されない設定なので、このままでOK!

「メンテナンスリリースとセキュリティのみ」と表示されていれば、「自動更新が無効」なので、このままでOKです。

手動でバージョンアップする

X(ツイッター)などで、WordPressやバージョン番号で検索して、メジャーバージョンアップが問題なさそうであれば、手動でバージョンアップしましょう!

「更新」ボタン(①)をクリックします。
「WordPressの新しいバージョンがあります。」が表示されていたら、更新可能です。

WorPressのバージョンアップが可能な状態を示す管理画面(ダッシュボード)

メジャーバージョンアップを自動実行してはいけない理由

なぜ、メジャーバージョンアップの時に自動更新してはいけないのか。

まずは、メジャーバージョンアップとマイナーバージョンアップの違いを理解しましょう。

メジャーバージョンアップ

機能追加や機能改善、仕様変更を目的としたもので、WordPressを大きく変更するバージョンアップのことです。

マイナーバージョンアップ

主に、バグ対応やセキュリティ対策を目的としたもので、WordPressに修正を加える小さなバージョンアップのことです。

つまり、メジャーバージョンアップはWordPressに大きい変更が加わるので、テーマやプラグインが影響を受けて、「画面表示の崩れ」や「エラー表示」などの、問題が発生することがあります。

実際に、過去にも、メジャーバージョンアップでサイト(ブログ)のレイアウトが崩れたり、エラーやワーニングなどが画面に表示されたことがありました。

リスクを回避するために、メジャーバージョンアップがあった時は、以下のように対応しましょう。

  • 無条件にバージョンアップすることは控える。
  • 様子を見て問題なさそうだったら、バージョンアップする。
還じい

コーヒーでも飲んで、しばらく様子見ですね。

バージョン表記のルール

バージョンアップがあった時のバージョン表記のルールについて補足します。

「6.1.1」を例として、バージョンアップによってバージョンの表記は、下の表のようになります。

メジャーバージョンアップ最初の数字(7.1)か、2番目の数字(6.2)が1つ増える
マイナーバージョンアップ3番目の数字が(6.1.2)増える
バージョン表記のルール

何番目の数字が増えたかで、どちらのバージョンアップだったのかがわかります。

「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません。」の対応

WordPressにログインすると、以下のメッセージが表示されることがあります。

「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません。」

これは、WordPressにログインしたタイミングでWordPressのバージョンアップが実行されたことが原因です。

対策は、しばらく待ってから、再度ログインするだけです。

しばらく待つことで、バージョンアップが完了するはずなので、「利用できません」のメッセージは出なくなります。

まとめ

  • WordPressインストール直後は、メジャーバージョンアップが自動更新される設定。
  • メジャーバージョンアップを無条件に実施すると、問題発生のリスクあり。
  • メジャーバージョンアップの自動更新は「無効化」するべき。

繰り返し書きますが、

細かい修正となるマイナーバージョンアップとは違い、メジャーバージョンアップはインパクトがあるアップデートとなるため、アップデートは慎重に行うべきです。

ここで解説している方法で、メジャーバージョンアップの自動更新を無効に変更しましょう!

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