この記事では、WordPressのブログでリピーターが増える「読まれやすい文章」の書き方について、くわしく解説していきます。
テーマに関係ない内容となっています。
ブログのコンテンツで中心となるのが記事で、訪問した人が必ず目にするものです。
だから、「読みやすい文章」にすることが非常に大事なんです!
「読みやすい文章」はSEO対策になるかもしれませんよ。
「読みにくい文章」だと、訪問してくれた人が読むのをやめてしまうかもしれません。
つまり、「読みにくい文章」は離脱率が高くなるということです。
離脱率はSEOにも影響が出る可能性が非常い高いため、アクセスが増えないという原因にもなりえます。
だから、常に「読みやすい文章」を意識しながら記事を書くようにしましょう。
とは言っても、「読みやすい文章」にするには、いろんな観点で工夫する必要があります。
この記事では、どんな工夫をすればいいのか例文を交えて解説していくので、ぜひ参考にしてください!
読まれやすい文書の書き方
読まれやすい文章の書き方の前に、「どんなページが見づらいのか」というアンケート結果を発見したので引用します。
出典元:【見づらいホームページとは?】52.2%が「情報が見つけにくいホームページは見づらい」と回答
3位の「文章が読みづらい」、8位の「使っている色が多すぎて見づらい」については、この記事でも改善すべき注意点して書いています。
記事を書く時に、アンケート結果に該当するような記事になってないか注意しましょう!
では本題です。
読まれやすい文章として、工夫するポイントは以下の通りです。
この記事では、「段落ブロック」のことを「文章」として表記します。
※「改行」が1つの段落の区切りとなります。
文章と文章の間を空ける
記事を書くということは、沢山の文章を書くということです。
文章を書いただけだと、↓の画像のように文章(段落)と文章(段落)の間に余裕がなくなります。
こんな文章を見た人は、ここで離脱して他のサイトに行ってしまうかもしれません。
人は欲しい情報だけを読もうとするので、文字がびっしりあると読むのをやめてしまうんですね。
工夫のポイント
工夫のポイントとしては、内容が変わる文章の前で空白(隙間)を設けると、ぐっと読みやすくなります。
↓こんな感じですけど、さっきの文章より文字の圧迫感がなくなってます。
次の見出しまでの文章が多い場合は、文字がぎゅっと詰まらないように、文章の間を空けるようにしましょう。
長い文章にしない
文章が長い(文字が多い)と、その文章の内容を理解するのに時間がかかります。
文章が短いとすぐに理解できるので、次の文章、次の文章、というようにリズムよく読めるようになります。
下の例文の修正後は文章が短くなっているので、読みやすくなったんじゃないでしょうか。
工夫のポイント
文章(段落ブロック)が長い場合は、ひと区切りできるところで「改行」を入力して、文章を分けてみましょう。
文書を分ける目安ですが、PCで見た時に3行以上になる文章は分けた方がいいです。
くどい表現(冗長な表現)はしない
くどい表現(冗長な表現)を削除すると、削除前と比べて文章がスッと読めるようになります。
しかも、削除することで文章が短くなるという効果もあります。
下の表に、この【還じいブログ】で実際に書いた文章を、修正前と修正後で並べて書いてみました。
№ | 修正する前の文章 | 修正した後の文章 |
---|---|---|
1 | 複数の記事で同じことを書くことがある場合は、 | 複数の記事で同じことを書く場合は、 |
2 | 保存された履歴から簡単に戻すことができるので、 | 保存された履歴から簡単に戻せるので、 |
3 | 無料で最新のサーバに移行することができるんですよね。 | 無料で最新のサーバに移行できるんですよね。 |
4 | WordPressの管理画面にログインしたままの状態では、上の画像のようなメンテナンス画面は表示されません。 | WordPressの管理画面にログインしたままでは、上のようなメンテナンス画面は表示されません。 |
№1~3は、「ことがある」、「ことができる」という、「くどい表現」が含まれている文章です。
「くどい表現」がなかなか直らないんですよね。
最後の№4は、不要な表現(赤字)を削除したものです。
修正前より修正後の方が、文章としてすっきりしているのがわかりますよね。
工夫のポイント
「ことがある」、「ことができる」などを削除しても、意味が変わらないのであれば削除した方がいいでしょう。
ただし、むやみに削除すると微妙に意味が変わる場合があるので、気をつけてください。
文字修飾はほどほどにする
読んでほしい文章(文/単語)を目立たせて、読ませるための工夫が文字修飾です。
でも、↓のようにむやみに文字修飾を使うと、どこを読めばいいのかわからなくなってしまいます。
工夫のポイント
文字修飾の種類、修飾をかける箇所は、極力少なくしましょう。
個人的には、修飾の種類はどんなに多くても3個までだと思っています。
下のように、文字修飾の種類と箇所を少なくすれば、その部分が目立って読まれる確率がアップします。
箇条書き/表を使う
箇条書きや表を使うと、「読まれやすい文書」の効果が絶大です。
人は文章だけだと内容の理解に時間がかかりますが、箇条書きや表で文章を整理することで、内容が頭に内容が入りやすくなります。
この記事でも、積極的に、箇条書きや表を使ってますよ!
ちなみに、
箇条書きで書いていると、Googleの検索結果画面(SERPs)のスニペットに、箇条書きがそのまま表示されることがあります。
アクセス増加に繋がる可能性もあるので、積極的に「箇条書き」、「表」を利用しましょう。
まとめ
「読まれやすい文章の書き方」については、以下の工夫すべきポイントを解説してきました。
人によっては、文章を書く時に癖が出ると思います。
最初の頃はその癖が邪魔をして、「読まれやすい文章」を書くことに時間がかかるでしょう。
でも、こればかりは、記事を書き続けて慣れるしかありません。
「工夫すべきポイント」を頭に置いて、自然に「読まれやすい文章」を書けるようにしていきましょう!