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この記事では、エックスサーバーを実際に使ってわかったこと(機能、メリット、デメリット)について、くわしく解説していきます。
2024.06.19) MySQLユーザー数の制限撤廃による修正。
2024.07.04) エックスサーバーの新しいキャンペーンにあわせて修正。
機能や、使ってみてわかったメリット(いいところ)、デメリット(悪いところ)を正直に書いているので、エックスサーバーを検討中の人は、ぜひ参考にしてください!
料金の安さ、ページ表示の速さ、コスパ(総合評価)の良さの観点で、おすすめレンタルサーバーについて書いています。
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エックスサーバーの機能
エックスサーバーでは、サイト(ブログ)を効率よく運営できるように多くの機能が用意されています。
サーバーパネル画面(タップで展開)
画像にはないですが、2024.03.28に「WordPressリカバリー」が追加されました。
![エックスサーバーのサーバーパネル](https://kanrekigg.com/wp-content/uploads/2024/03/advantages_and_disadvantages_of_x_server_01.webp)
全部の機能は書ききれないので、ここでは、僕がよく使っている機能を以下に書きだしてみました。
- WordPress簡単インストール(WordPressとテーマの同時インストール)
- サイトコピー
- Webサイト削除(WordPress/ドメイン/DB)
- ドメイン設定/SSL設定
- サイト転送設定
- WordPress簡単移行(他社サーバからのサイト引っ越し)
- ファイルマネージャー
- 自動バックアップ/復元
- PHPバージョンアップ
他のレンタルサーバーも機能的には充実していますが、エックスサーバーはサーバー事業として歴史が古いため、サイトを運営するうえで「どのような機能が必要なのか」ということをよくわかっています。
なので、他社のサーバーと比べてもより便利な機能が提供されているんです。
独自機能
また、エックスサーバー独自の機能として、WordPressとSWELLを一緒にインストールすることができます。(SWELLのみのインストールも可能)
他社のレンタルサーバーでは、SWELLを一緒にインストールすることはできません。
![](https://kanrekigg.com/wp-content/uploads/2023/09/speech-bubble-peace.jpg)
自分で、SWELLのテーマファイルをダウンロードしてインストールする手間がなくなります!
SWELLを公式サイトではなくエックスサーバーから購入する必要がありますが、SWELLをメインテーマとして使っている人には、自分でSWELLをインストールする手間が省けるのでかなり便利だと思いますね。
エックスサーバーからだと5%の割引きがあるので、多少安く買えます。
他にもいろんな機能がありますが、エックスサーバーの場合は「機能が足りない」とか「不便だ」と感じることは、ほとんどないでしょう。
エックスサーバーのスペック(仕様)
「スタンダード」プランのスペック(仕様)の詳細については、以下の公式サイトを参照ください。
スペックについては全部は小っ回できないので、ここではサイト運営で一番重要な項目のみピックアップしてみました。
独自ドメイン(Webサイト) | 無制限 |
データベース(MariaDB) | 無制限 |
ストレージ容量(SSD)※保存できるデータサイズ | 300GB |
WordPressのアップロード最大サイズ(規定値) | 1GB |
ストレージの容量は300GBと十分なサイズを確保しています。
今まで画像を大量に使ったWebサイトをいくつか作ったことがありますが、300記事ぐらいでも2GBぐらいまでしか使ったことないです。
300GBだとざっくり150個のWebサイトを作れる計算なので、容量オーバーの心配はまずないでしょう。
![](https://kanrekigg.com/wp-content/uploads/2023/07/OK.webp)
個人的には100GBでも十分だと思います。
Webサイトが作れる上限
スペックを見る限り、独自ドメイン、データベースとも無制限となっています。
だから、独自ドメインのWebサイトも無制限に作れると思いがちなんですが、実は接続ユーザー(MySQLユーザー)の上限が50ユーザーまでとなっていたんです。
ただ、ちょっとした工夫で無制限にすることは簡単にできたんですよね。
それが、つい先日仕様変更があって接続ユーザー数も無制限となったので、Webサイトも無制限に作れるようになりました。
制限がなくなる仕様変更はうれしいですね。
エックスサーバーのメリット(いいところ)
ざっと、エックスサーバーのメリット(使ってみたいいところ)には、以下のようなものがあります。
- 積極的な投資
- 安定感/安全性
- 安定した利用料金
- スピード
積極的な投資
エックスサーバを使い続けて、一番すごいと思ったのが「積極的な投資」ですね。
新規申込者にハイスペックのサーバーを提供するのはともかく、エックスサーバでは既存ユーザーにもハイスペックサーバーを提供しています。
しかも、2012年から合計9回もスペックアップしているので、結構な頻度でのサーバー強化です。
つい先日も、スペックアップしたサーバーへの移行案内があったのでさっそく移行してみました。
![](https://kanrekigg.com/wp-content/uploads/2023/09/speech-bubble-peace.jpg)
スペックアップすると、明らかにページ表示が速くなるので気持ちいいです!
既存ユーザーに対しても「常に満足してもらえるレンタルサーバー」を目指しているのがわかります。
他には、サーバーパネルの改善や機能追加が活発に実施されていて、僕が知っているだけでも以下のものがあります。
- WordPressリカバリー New
- SSL設定の簡略化
- 「サイトコピー」の追加
- テーマインストールの強化(SWELLの割引購入とインストール対応)
- 設定対象ドメインの選択(操作性アップ)
- ドメイン、データベースのコメント付加機能追加
ともかく、エックスサーバー常に顧客満足度を追求しているサーバー事業会社だと思いますね。
安定感/安全性
エックスサーバーは「老舗(しにせ)」と呼ばれるほどにサーバー事業の歴史が長いため、その経験を生かした「安定感」や「安全性」を実感することができます。
今まで、二回ほどサーバーに繋がりにくくなったことがありますが、長く使っていてもトラブルらしいトラブルはこれぐらいですかね。
![](https://kanrekigg.com/wp-content/uploads/2023/07/OK.webp)
7年もの間、ほぼ毎日使っていますが、致命的な問題や困ったことは一度もありません。
また、エックスサーバー独自のセキュリティ対策機能も用意されているので、外部からの不正ログインを抑止することも可能です。
Webサイトのセキュリティ対策(タップで展開)
![Webサイトのセキュリティ対策](https://kanrekigg.com/wp-content/uploads/2024/03/advantages_and_disadvantages_of_x_server_02.webp)
WordPressのセキュリティ対策(タップで展開)
![WordPressのセキュリティ対策](https://kanrekigg.com/wp-content/uploads/2024/03/advantages_and_disadvantages_of_x_server_03.webp)
利用料金
他社のサーバーの中では、ここ2、3年の間に利用料金を値上げしているところが多いです。
たいしてエックスサーバーの値上げは、僕が使っている間だけでも7年間に一度だけで、それも月額でたった20円のアップでした。
さすがにこの先もずっと値上げがないとはいいきれません。
ですが、それでも価格維持宣言をしているぐらいだから安易な値上げはされないので、料金の値上げにはそんなに神経質にならなくてもいいのかなと思います。
スピード
利用料金がそこそこ安い割には、スピード(ページ表示)は決して遅くないんですよね。
どっちかというと速い部類になります。
![](https://kanrekigg.com/wp-content/uploads/2023/09/speech-bubble-may-i-have-a-word.jpg)
レンタルサーバー17社中4位に入るぐらいのスピードはあるので、スピードの面でも満足できますよ!
引用:【2024調査】レンタルサーバー等の速度ランキング【WordPress】
さすがに、ネットが混雑している時間帯なんかだとWordPressの管理画面の反応が悪くなることがたまにありますが、それでも許せる範囲です。
エックスサーバーのデメリット(悪いところ)
- ログインページが複数ある
- Webサイトの削除が面倒
ログインページが複数ある
エックスサーバーでは、以下のように機能ごとに別々のページ(画面)が分かれています。
- サイト運営で利用する「サーバーパネル」
- アカウント/サービス/ドメインを管理する「Xserverアカウント」
- WEBメールを管理する「WEBメール」
そのため、それぞれのページにログインする必要があります。
また、ログインアカウント(ユーザー名、パスワード)もページによって異なるため、さらにややこしくなっているわけですが。
これについては、以下の記事で詳しく書いています。
エックスサーバーを使い始めたばかり人は、このややこしさに戸惑う可能性が高いです。
![](https://kanrekigg.com/wp-content/uploads/2023/06/profile_01.webp)
慣れたらたいした問題ではないんですけどね。
Webサイトの削除が面倒
サーバーを利用していくと、不要になったWebサイトがどんどんたまっていきます。
不要なWebサイトが残ると、サーバーパネルで誤操作してしまって運営中のサイトに影響が出る可能性もあります。
そうならないためにも不要となったWebサイトはできるだけ削除した方がいいんですが、エックスサーバーでは削除の操作が結構面倒なんですよね。
「ConoHa WING」の場合だと、WordPress(Webサイト)を削除する操作一回だけで、WordPressとそれに紐づくデーターベースも自動で削除されます。
しかし、エックスサーバーの場合は、以下の3つの操作が必要です。
- WordPress削除(アンインストール)
- ドメイン削除
- データベース/データベース接続ユーザーの削除
人によっては、Webサイトの削除はそんなに頻繁にしないかもしれません。
でも、僕の場合は運営しているサイトが多かったり、検証用サイトを作っては消したりということをよく繰り返すので、削除の操作はどうしても面倒になってしまうんです。
きちんと手順を踏んで操作すれば何も問題はないんですけどね。
![](https://kanrekigg.com/wp-content/uploads/2023/09/speech-bubble-ng.jpg)
でも、やっぱり削除はちょっと面倒!
エックスサーバーを使ってみた感想
ここまで、機能、メリット、デメリットを書いてきましたが、ざっくり7年使ってみた感想を書くと、
という感じですかね。
他に、ロリポップと「ConoHa WING」も使っていますが、やっぱり一番使っているのがエックスサーバーです。
何度も書きますが、レンタルサーバーの運営会社としては「老舗」に入る方なので、使っている時の「安定感」はやっぱりあります。
長くサーバー事業を運営してきているということは、それだけ利用者も多くなります。
実際、エックスサーバーは最新の「サーバーシェア率」でも利用率が№1であることがわかりました。
引用:【2024調査】レンタルサーバー等の人気シェアランキング【WordPress、日本国内のおすすめ】
もし、レンタルサーバーをどこにしようか迷っているのであれば、
利用者が多いところを選べば、まず間違いないですよ!
エックスサーバーでは、「お友達紹介」と「キャンペーン」のダブル割引きを使った新規申込ができます。
契約期間を12ヶ月以上で申し込むと「無料ドメイン」が2個もらえてさらにお得。
※スタンダードプランは12か月で1個、24か月以上で2個
通常のドメインは、\1,500~\2,500の取得費用、更新費用(毎年)が必要です。
「無料ドメイン」の場合は取得費用が無料で更新費用もずっと無料になるので、レンタルサーバー以外の運営費用が無料になります。
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