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この記事では、他社サーバーから【ConoHa WING】にサイト(ブログ)を引っ越した時の手順について、くわしく解説していきます。
移行先のレンタルサーバーは、ConoHa WINGを対象としています。
2024.11.20)「ConoHa WING」の新しいキャンペーンにあわせて修正。
この記事では、サイト(ブログ)をエックスサーバーからConoHa WINGへ引っ越し(移行)をした時の手順をわかりやすくまとめています。
なお、ドメイン名はそのまま(変更しない)で移行しました。
手順では移行元がエックスサーバーとなっていますが、WordPressが利用できれば移行元はどのレンタルサーバーでもかまいません。
移行元の必要な情報は3項目だけ!
サイトURL | https://ドメイン名 |
管理ページのログインユーザー名 | https://ドメイン名/wp-adminのユーザー名 |
管理ページのログインパスワード | https://ドメイン名/wp-adminのパスワード |
移行が初めての方にもわかりやすく書いているので、ConoHa WINGへの引っ越し(移行)を検討している人は、ぜひ参考にしてください!
12/5(木)16:00までは、
「お客様紹介」と「キャンペーン」のダブル割引きで、お得に申し込みができます。
申し込みの際には、WINGを選んでください。
移行ができる条件を確認する
「ConoHa WING」の「かんたん移行」を使う前に、移行できる条件を満たしているか確認しましょう。
動作条件
移行作業前の確認事項
・WordPressのバージョンが3.8.5より古いサイト
引用:移行作業前の確認事項
・PHPのバージョンが5.3より古いバージョンを利用しているのサイト
・マルチサイト機能を使用したWordPress
・ダッシュボードログイン時に二段階認証(ロボット認証)を行っているサイト
・プラグインインストール時にFTP情報を必要とする設定のWordPress
・WordPress.comからの移行
・ダッシュボードから画像投稿が出来ないサイト
いろいろ書いてますが、よっぽど前に作ったサイトでない限り問題はないと思います。
ただし、サーバーにWordPress.comを使っている場合は移行できませんが、エックスサーバー(XServer)、ロリポップなどの、いわゆる「レンタルサーバー」を使っていればOKです。
無効化すべきプラグイン
※移行元のサイトにて以下のプラグインを利用している場合にエラーとなる可能性がございます。
・Yet Another Related Posts Plugin
引用:移行作業前の確認事項
・WassUp Real Time Analytics
・WordPress Popular Posts
・wp slims stat
・Broken Link Checker
・count per day
こちらは、無効化すべきプラグインを書いています。
もし、使っているプラグインがあれば、事前に無効化しておきましょう。
「かんたん移行」では、移行元のWordPressにログインして移行処理を実行します。
そのため、WordPress標準のログインURL(https://ドメイン/wp-admin/)にアクセスできることが条件となります。
「XO Security」や「Site Guard WP Plugin」などのプラグインは、セキュリティ対策として標準のログインURLを任意のURLに変更することができます。
もし、標準のログインURLを変更している場合は、こちらのプラグインも事前に無効化しておきましょう。
他社サーバーからConoHa WINGにブログを移行する
「かんたん移行」を使った移行では、以下の手順で進めていきます。
移行元:他社サーバー
移行先:ConoHa WING
(1)移行先ドメインを追加する
(2)「かんたん移行」を実行する(テスト移行)
(3)移行確認用ページを投稿する
(4)本番移行する
(5)移行元ネームサーバーを変更する
(6)無料独自SSLを有効にする
(1)移行先ドメインを追加する
(1)移行先ドメインを追加する 今ここ!
(2)「かんたん移行」を実行する(テスト移行)
(3)移行確認用ページを投稿する
(4)本番移行する
(5)移行元ネームサーバーを変更する
(6)無料独自SSLを有効にする
まず、「ConoHa WING」のコントロールパネルで移行先となるドメインを追加します。
以下のコントロールパネルにログインします。
「サーバー管理」→「ドメイン」とクリック。
「+ドメイン」をクリック。
「移行ドメイン名」を入力したら「保存」をクリック。
(2)「かんたん移行」を実行する(テスト移行)
(1)移行先ドメインを追加する
(2)「かんたん移行」を実行する(テスト移行) 今ここ!
(3)移行確認用ページを投稿する
(4)本番移行する
(5)移行元ネームサーバーを変更する
(6)無料独自SSLを有効にする
「かんたん移行」を実行して、移行元のWebサイト(サイトデータ/データベース)を「ConoHa WING」にコピーします。
「サイト管理」メニューをクリックし、選択されているドメインを確認します。
違うドメインが選択されていたら(タップで展開)
違うドメインが選択されていたら、次の手順でドメインを切り替えます。
「切り替え」をクリック。
切り替えたいドメインの左にある「切り替え」をクリック。
追加した移行ドメインを選択したら、「サイト設定」をクリック。
「+ WordPress」をクリックし、① ~ ④まで入力したら「保存」をクリック。
- 移行元のURL(https://ドメイン名)
- テスト移行環境のアクセスユーザー名/パスワード(任意のもの)
- 移行元のログインユーザー名/パスワード
- データーベースの接続パスワード(任意のもの)
テスト移行用の環境の作成が始まるので、「ステータス」が完了(100%)になるまで待ちましょう!
ちなみに、テスト移行環境のURLは以下のようになります。(ConoHa WINGのテスト移行用サブドメイン)
http://移行ドメイン.test-wing.com/
(3)移行確認用ページを投稿する
(1)移行先ドメインを追加する
(2)「かんたん移行」を実行する(テスト移行)
(3)移行確認用ページを投稿する 今ここ!
(4)本番移行する
(5)移行元ネームサーバーを変更する
(6)無料独自SSLを有効にする
テスト移行の環境ができたので、ここではテスト移行環境に「移行確認用ページ」(固定ページ)を投稿します。
「移行確認用ページ」を投稿する目的は、
移行元からWebサイトデータの移行(コピー)が完了しても、IPアドレスが「ConoHa WING」の方に切り替わっていないと相変わらず移行元のサイトにアクセスされてしまいます。
IPアドレスを切り替える手続きが「ネームサーバーの変更」です。
あとの方でネームサーバーを変更しますが、ネームサーバーの変更の反映にはある程度時間がかかるので、すぐには「ConoHa WING」に切り替わりません。
怖いのは、
「移行先のサイトにアクセスしたつもりが、まだ移行元の方にアクセスしていた」可能性があることです。
そういう間違いを防ぐためにも、「移行確認用ページ」で移行が完了したのかを確認できるようにします。
テスト移行環境の以下のURLにアクセスすると、認証ダイアログが表示されるので、先の手順で入力した「テスト移行環境のアクセスユーザー名/パスワード」を入力します。
次に、WordPressのログイン画面が表示されるので、移行元のログインユーザー名/パスワードを入力してログインします。
http://移行ドメイン.test-wing.com/wp-admin/
Jetpackプラグインを使っている場合(タップで展開)
Jetpackプラグインを使っている場合は、以下のような警告画面が表示されるかもしれません。
これは、Jetpackを利用していた移行元ドメインとは異なるテスト移行環境でJetpackが動作したための警告です。
このあと本番移行で本来のドメインに移行するため、ここでは何もする必要はありません。
では、「移行確認用ページ」(固定ページ)を投稿します。
管理画面メニュー「固定ページ」の「新規固定ページを追加」(新規追加)をクリック。
タイトルや本文など、確認用ページとわかるような内容を入力して、① ~ ④の操作をします。
- URLをクリック。
- 英語のパーマリンク(ここではmigration)を入力。
- 「×」をクリック。
- 「公開」を2回クリック。
作成した移行確認用ページのURLを「コピー」して、表示されるか確認します。
http://移行ドメイン.test-wing.com/migration
ここではテスト移行環境に確認用ページを投稿しましたが、このあとの「本番移行」によってテスト移行環境は本来の移行ドメインに移行されます。
これに伴い、確認用ページも移行ドメインに移行されるので、確認用ページの表示が確認できた時に「ConoHa WING」への移行が完了したと判断できるわけです。
(4)本番移行する
(1)移行先ドメインを追加する
(2)「かんたん移行」を実行する(テスト移行)
(3)移行確認用ページを投稿する
(4)本番移行する 今ここ!
(5)移行元ネームサーバーを変更する
(6)無料独自SSLを有効にする
テスト移行環境から、本当の移行先ドメインに移行します。
既に移行ドメインを選択中のはずなので、「サイト管理」→「サイト設定」をクリック。
※異なるドメインが選択されている場合は、先の手順を参考にドメインを切り替えてください。
「WordPressテスト移行」にある「本番移行」をクリック。
「データベース」の接続パスワードに任意のものを入力し、「保存」をクリック。
(5)移行元ネームサーバーを変更する
(1)移行先ドメインを追加する
(2)「かんたん移行」を実行する(テスト移行)
(3)移行確認用ページを投稿する
(4)本番移行する
(5)移行元ネームサーバーを変更する 今ここ!
(6)無料独自SSLを有効にする
今回は、ドメイン名は変更せずに「ConoHa WING」にWebサイトを移行します。
そのため、移行元(今回の例ではエックスサーバー)で設定されているネームサーバーの名前を、移行先の「ConoHa WING」のネームサーバーに変更する必要があります。(移行元での変更作業)
ネームサーバーの変更によって、
これより、移行元(今回はエックスサーバー)でネームサーバの名前を「ConoHa WING」に変更しますが、その前に「ConoHa WING」のネームサーバーの名前を調べます。
「DNS」(①)→「移行するドメイン」(②)をクリック。
「NS」で始まる行の赤枠部分がネームサーバーの名前で、以下の3行をメモ帳などにコピーしておきます。
ns-a1.conoha.io
ns-a2.conoha.io
ns-a3.conoha.io
では、移行元でネームサーバーの名前を「ConoHa WING」に変更します。
ここでは移行元としてエックスサーバーを例としていますが、他のレンタルサーバーの場合でも同様にネームサーバーの名前を変更すればOKです。
XServerアカウントID、パスワードを入力し、XServerアカウントにログインします。
XServerアカウント – ログイン | レンタルサーバーならエックスサーバー
移行するドメインの右にある「3点リーダーアイコン」(①)をクリックし、「ネームサーバー設定」(②)をクリック。
「その他のサービスで利用する」を選択し、ネームサーバーにはコピーしたネームサーバー名を全て入力して「確認画面へ進む」をクリック。
「設定を変更する」をクリック。
移行が完了したか確認する
移行が完了したと判断できるのは、ネームサーバーの変更が反映された時です。
ネームサーバーの変更の反映にはある程度時間がかかります。
今までネームサーバーの変更は何度も経験しましたが、どんなに遅くても次の日には切り替わります。
なんと!今回の「ConoHa WING」への変更はすぐに変わってびっくりだったんですよね。今は反映が早くなっているのかも。
テスト移行環境の時に投稿した「移行確認用ページ」にアクセスして、ページが表示されたら移行は完了です。
警告画面が表示された場合(タップで展開)
「移行確認用ページ」にアクセスした時に、ブラウザによっては以下のような警告画面が表示されることがあります。
この場合はhttpがhttpsに転送されているので、httpに修正したURLで再度アクセスしてください。
その時に、「移行確認用ページ」が表示されたら、移行は完了しています。
(6)無料独自SSLを有効にする
(1)移行先ドメインを追加する
(2)「かんたん移行」を実行する(テスト移行)
(3)移行確認用ページを投稿する
(4)本番移行する
(5)移行元ネームサーバーを変更する
(6)無料独自SSLを有効にする 今ここ!
移行が完了したので、最後に暗号化された通信が可能となるように「無料独自SSL」を有効化します。
「サイト管理」→「サイトセキュリティ」→「無料独自SSL」とクリックし、「利用設定」の「ON」をクリックして有効化します。
「サイト管理」→「サイト設定」をクリック。
テスト移行環境を削除
移行が完了したら、テスト移行用として作成された環境(Webサイト)は削除しましょう。
「ConoHa WING」の場合は、WordPressの削除ボタンを押すだけでWebサイトのデータ(フォルダ/ファイル)と紐付されたデータベースを自動で削除してくれるので、安全に削除できます。
削除については、以下の記事を参考にしてください。
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12/5(木)16:00までは、
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申し込みの際には、WINGを選んでください。
まとめ
ここまで、以下の手順でエックスサーバーから「ConoHa WING」にWebサイトを移行しました。
移行元:他社サーバー
移行先:ConoHa WING
(1)移行先ドメインを追加する
(2)「かんたん移行」を実行する(テスト移行)
(3)移行確認用ページを投稿する
(4)本番移行する
(5)移行元ネームサーバーを変更する
(6)無料独自SSLを有効にする
今回の例では、移行元はエックスサーバーとなっていますが、以下の3つの入力情報さえわかればいいので、他のレンタルサーバーでも同じ手順で「ConoHa WING」に移行することができます。
サイトURL | https://ドメイン名 |
WordPressのログインユーザー名 | https://ドメイン名/wp-admin/のユーザー名 |
WordPressのログインパスワード | https://ドメイン名/wp-admin/のパスワード |
ぜひ、参考にしてください!
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