他社サーバーから【ConoHa WING】に引っ越し(移行)をしてみた!

他社サーバーから【ConoHa WING】に引っ越し(移行)をしてみた!

この記事では、他社サーバーから【ConoHa WING】にサイト(ブログ)を引っ越した時の手順について、くわしく解説していきます。

移行先のレンタルサーバーは、ConoHa WINGを対象としています。

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この記事では、サイト(ブログ)をエックスサーバーからConoHa WINGへ引っ越し(移行)をした時の手順をわかりやすくまとめています。

なお、ドメイン名はそのまま(変更しない)で移行しました。

手順では移行元がエックスサーバーとなっていますが、WordPressが利用できれば移行元はどのレンタルサーバーでもかまいません。

移行元の必要な情報は3項目だけ!

サイトURLhttps://ドメイン名
管理ページのログインユーザー名https://ドメイン名/wp-adminのユーザー名
管理ページのログインパスワードhttps://ドメイン名/wp-adminのパスワード
WordPress「かんたん移行」で必要な移行元の情報

移行が初めての方にもわかりやすく書いているので、ConoHa WINGへの引っ越し(移行)を検討している人は、ぜひ参考にしてください!

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申し込みの際には、WINGを選んでください。

目次

移行ができる条件を確認する

「ConoHa WING」の「かんたん移行」を使う前に、移行できる条件を満たしているか確認しましょう。

動作条件

移行作業前の確認事項

・WordPressのバージョンが3.8.5より古いサイト
・PHPのバージョンが5.3より古いバージョンを利用しているのサイト
・マルチサイト機能を使用したWordPress
・ダッシュボードログイン時に二段階認証(ロボット認証)を行っているサイト
・プラグインインストール時にFTP情報を必要とする設定のWordPress
・WordPress.comからの移行
・ダッシュボードから画像投稿が出来ないサイト

引用:移行作業前の確認事項

いろいろ書いてますが、よっぽど前に作ったサイトでない限り問題はないと思います。

ただし、サーバーにWordPress.comを使っている場合は移行できませんが、エックスサーバー(Xserver)、ロリポップなどの、いわゆる「レンタルサーバー」を使っていればOKです。

無効化すべきプラグイン

※移行元のサイトにて以下のプラグインを利用している場合にエラーとなる可能性がございます。

・Yet Another Related Posts Plugin
・WassUp Real Time Analytics
・WordPress Popular Posts
・wp slims stat
・Broken Link Checker
・count per day

引用:移行作業前の確認事項

こちらは、無効化すべきプラグインを書いています。

もし、使っているプラグインがあれば、事前に無効化しておきましょう。

「かんたん移行」では、移行元のWordPressにログインして移行処理を実行します。

そのため、WordPress標準のログインURL(https://ドメイン/wp-admin/)にアクセスできることが条件となります。

「XO Security」や「Site Guard WP Plugin」などのプラグインは、セキュリティ対策として標準のログインURLを任意のURLに変更することができます。

もし、標準のログインURLを変更している場合は、こちらのプラグインも事前に無効化しておきましょう。

他社サーバーからConoHa WINGにブログを移行する

「かんたん移行」を使った移行では、以下の手順で進めていきます。

(1)移行先ドメインを追加する

まず、「ConoHa WING」のコントロールパネルで移行先となるドメインを追加します。

以下のコントロールパネルにログインします。

コントロールパネル(ConoHa WING)

「サーバー管理」→「ドメイン」とクリック。

移行先ドメインを追加する

「+ドメイン」をクリック。

移行先ドメインを追加する

「移行ドメイン名」を入力したら「保存」をクリック。

移行先ドメインを追加する

これで、移行先ドメインの追加は完了です。

(2)「かんたん移行」を実行する(テスト移行)

「かんたん移行」を実行して、移行元のWebサイト(サイトデータ/データベース)を「ConoHa WING」にコピーします。

「サイト管理」メニューをクリックし、選択されているドメインを確認します。

ConoHaWINGのコントロールパネルのログイン画面
違うドメインが選択されていたら(タップで展開)

違うドメインが選択されていたら、次の手順でドメインを切り替えます。

「切り替え」をクリック。

選択しているドメインを切り替える

切り替えたいドメインの左にある「切り替え」をクリック。

選択しているドメインを切り替える

追加した移行ドメインを選択したら、「サイト設定」をクリック。

「かんたん移行」を実行する(テスト移行)

「+ WordPress」をクリックし、① ~ ④まで入力したら「保存」をクリック。

  • 移行元のURL(https://ドメイン名)
  • テスト移行環境のアクセスユーザー名/パスワード(任意のもの)
  • 移行元のログインユーザー名/パスワード
  • データーベースの接続パスワード(任意のもの)
「かんたん移行」を実行する(テスト移行)

テスト移行用の環境の作成が始まるので、「ステータス」が完了(100%)になるまで待ちましょう!

「かんたん移行」を実行する(テスト移行)

これで、移行先ドメインの追加は完了です。

ちなみに、テスト移行環境のURLは以下のようになります。(ConoHa WINGのテスト移行用サブドメイン)

http://移行ドメイン.test-wing.com/

(3)移行確認用ページを投稿する

テスト移行の環境ができたので、ここではテスト移行環境に「移行確認用ページ」(固定ページ)を投稿します。

「移行確認用ページ」を投稿する目的は、

「ConoHa WING」の方にWebサイトが移行されたかを確認できるようにするためです。

移行元からWebサイトデータの移行(コピー)が完了しても、IPアドレスが「ConoHa WING」の方に切り替わっていないと相変わらず移行元のサイトにアクセスされてしまいます。

IPアドレスを切り替える手続きが「ネームサーバーの変更」です。

あとの方でネームサーバーを変更しますが、ネームサーバーの変更の反映にはある程度時間がかかるので、すぐには「ConoHa WING」に切り替わりません。

怖いのは、

「移行先のサイトにアクセスしたつもりが、まだ移行元の方にアクセスしていた」可能性があることです。

そういう間違いを防ぐためにも、「移行確認用ページ」で移行が完了したのかを確認できるようにします。

テスト移行環境の以下のURLにアクセスすると、認証ダイアログが表示されるので、先の手順で入力した「テスト移行環境のアクセスユーザー名/パスワード」を入力します。
次に、WordPressのログイン画面が表示されるので、移行元のログインユーザー名/パスワードを入力してログインします。

http://移行ドメイン.test-wing.com/wp-admin/
移行確認用ページを投稿する
移行確認用ページを投稿する
Jetpackプラグインを使っている場合(タップで展開)

2024.02.14追記)

Jetpackの「統計情報」は、2023年から商用サイトでは無料で使えなくなりました。
詳細は、Jetpackの「統計情報」は有料化されました を参照ください。

アドセンスアフィリエイトで「収益を得ている」または、「得ることを目的としている」サイトで無料版を使うと、ライセンス違反になるので注意しましょう!

Jetpackプラグインを使っている場合は、以下のような警告画面が表示されるかもしれません。

移行確認用ページを投稿する

これは、Jetpackを利用していた移行元ドメインとは異なるテスト移行環境でJetpackが動作したための警告です。

このあと本番移行で本来のドメインに移行するため、ここでは何もする必要はありません。

では、「移行確認用ページ」(固定ページ)を投稿します。

管理画面メニュー「固定ページ」の「新規固定ページを追加」(新規追加)をクリック。

固定ページ追加画面を表示する

タイトルや本文など、確認用ページとわかるような内容を入力して、① ~ ④の操作をします。

  • URLをクリック。
  • 英語のパーマリンク(ここではmigration)を入力。
  • 「×」をクリック。
  • 「公開」を2回クリック。
移行確認用ページを投稿する

作成した移行確認用ページのURLを「コピー」して、表示されるか確認します。

http://移行ドメイン.test-wing.com/migration
移行確認用ページを投稿する

これで、移行確認用ページの投稿が完了です。

ここではテスト移行環境に確認用ページを投稿しましたが、このあとの「本番移行」によってテスト移行環境は本来の移行ドメインに移行されます。

これに伴い、確認用ページも移行ドメインに移行されるので、確認用ページの表示が確認できた時に「ConoHa WING」への移行が完了したと判断できるわけです。

(4)本番移行する

テスト移行環境から、本当の移行先ドメインに移行します。

既に移行ドメインを選択中のはずなので、「サイト管理」→「サイト設定」をクリック。
※異なるドメインが選択されている場合は、先の手順を参考にドメインを切り替えてください。

本番移行する

「WordPressテスト移行」にある「本番移行」をクリック。

固定ページ追加画面を表示する

「データベース」の接続パスワードに任意のものを入力し、「保存」をクリック。

固定ページ追加画面を表示する
固定ページ追加画面を表示する

「移行ドメイン」のWordPress(URL)が追加されて、「ステータス」が稼働中となったら、本番移行は完了です。

(5)移行元ネームサーバーを変更する

今回は、ドメイン名は変更せずに「ConoHa WING」にWebサイトを移行します。

そのため、移行元(今回の例ではエックスサーバー)で設定されているネームサーバーの名前を、移行先の「ConoHa WING」のネームサーバーに変更する必要があります。(移行元での変更作業)

ドメインとIPアドレスを紐付けしているのがネームサーバー(DNS)です。

ネームサーバーの変更によって、

ドメイン(Webサイト)のIPアドレスが「ConoHa WING」のIPアドレスに変更され、ようやく移行が完了となります。

これより、移行元(今回はエックスサーバー)でネームサーバの名前を「ConoHa WING」に変更しますが、その前に「ConoHa WING」のネームサーバーの名前を調べます。

「DNS」(①)→「移行するドメイン」(②)をクリック。

「ConoHa WING」のネームサーバー名調べる

「NS」で始まる行の赤枠部分がネームサーバーの名前で、以下の3行をメモ帳などにコピーしておきます。

ns-a1.conoha.io
ns-a2.conoha.io
ns-a3.conoha.io

では、移行元でネームサーバーの名前を「ConoHa WING」に変更します。

ここでは移行元としてエックスサーバーを例としていますが、他のレンタルサーバーの場合でも同様にネームサーバーの名前を変更すればOKです。

XserverアカウントID、パスワードを入力し、Xserverアカウントにログインします。

Xserverアカウント – ログイン | レンタルサーバーならエックスサーバー

移行元ネームサーバーを変更する

移行するドメインの右にある「3点リーダーアイコン」(①)をクリックし、「ネームサーバー設定」(②)をクリック。

移行元ネームサーバーを変更する

「その他のサービスで利用する」を選択し、ネームサーバーにはコピーしたネームサーバー名を全て入力して「確認画面へ進む」をクリック。

移行元ネームサーバーを変更する

「設定を変更する」をクリック。

移行元ネームサーバーを変更する

これで、移行元ドメインで設定しているネームサーバー名の変更を完了しました。

移行が完了したか確認する

移行が完了したと判断できるのは、ネームサーバーの変更が反映された時です。

ネームサーバーの変更の反映にはある程度時間がかかります。

今までネームサーバーの変更は何度も経験しましたが、どんなに遅くても次の日には切り替わります。

還じい

なんと!今回の「ConoHa WING」への変更はすぐに変わってびっくりだったんですよね。今は反映が早くなっているのかも。

テスト移行環境の時に投稿した「移行確認用ページ」にアクセスして、ページが表示されたら移行は完了です。

「移行確認用ページ」で移行が完了したか確認する。

「ページが見つかりません」や「404 Not Found」と表示される場合は、まだ移行が完了していないので、しばらく待ちましょう。

警告画面が表示された場合(タップで展開)

「移行確認用ページ」にアクセスした時に、ブラウザによっては以下のような警告画面が表示されることがあります。

この場合はhttpがhttpsに転送されているので、httpに修正したURLで再度アクセスしてください。

その時に、「移行確認用ページ」が表示されたら、移行は完了しています。

(6)無料独自SSLを有効にする

移行が完了したので、最後に暗号化された通信が可能となるように「無料独自SSL」を有効化します。

「サイト管理」→「サイトセキュリティ」→「無料独自SSL」とクリックし、「利用設定」の「ON」をクリックして有効化します。

無料独自SSLを有効にする

有効化の設定処理が開始されます。(すぐには有効化されません)

無料独自SSLを有効にする

「サイト管理」→「サイト設定」をクリック。

無料独自SSLを有効にする

有効化が終わったら「SSL有効化」のボタンが青くなります。(押さなくていいです)
有効化には2,3時間かかることがあるので、終わるまで気長に待ちましょう!

テスト移行環境を削除

移行が完了したら、テスト移行用として作成された環境(Webサイト)は削除しましょう。

テスト移行用環境は時間が経過しても自動で削除されないため、自分で削除する必要があります。

「ConoHa WING」の場合は、WordPressの削除ボタンを押すだけでWebサイトのデータ(フォルダ/ファイル)と紐付されたデータベースを自動で削除してくれるので、安全に削除できます。

削除については、以下の記事を参考にしてください。

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【36ヶ月契約】23,760円 ー 5,000円 = 18,760円

※12か月以上の契約だと「無料ドメイン」が2個もらえます。

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/ 5/7(火)16:00まで \

申し込みの際には、WINGを選んでください。

まとめ

ここまで、以下の手順でエックスサーバーから「ConoHa WING」にWebサイトを移行しました。

今回の例では、移行元はエックスサーバーとなっていますが、以下の3つの入力情報さえわかればいいので、他のレンタルサーバーでも同じ手順で「ConoHa WING」に移行することができます。

サイトURLhttps://ドメイン名
WordPressのログインユーザー名https://ドメイン名/wp-admin/のユーザー名
WordPressのログインパスワードhttps://ドメイン名/wp-admin/のパスワード
WordPress「かんたん移行」で必要な移行元の情報

ぜひ、参考にしてください!

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