この記事では、効率よくブロックの使い回しができる「再利用ブロック」の仕様、作成(登録)、使い方について解説します。
テーマはSWELLを対象としています。
ブロックエディタは効率よく記事を書ける機能が盛沢山です。
その中でも、記事を書くたびに同じことを書かなくてもすむ「再利用ブロック」という便利なブロック(パーツ)があるので、これを有効利用しましょう!
「再利用」=「使い回し」だと思ってください。
「再利用ブロック」については、「どのような仕組みでブロックを使い回しているのか」、「どういう時に使うのか?」ということなども含めって、詳しく解説していきます。
ぜひ、この記事を読んで「再利用ブロック」をの使い方をマスターし、効率よく記事を書けるようになりましょう!
同じ「使い回し」ができる「ブロックパターン」については、次の記事を参考にしてください。
「再利用ブロック」と「ブロックパターン」の違いがわからない人は、次の記事を参考にしてください。
SWELLの関連記事 SWELLに関する有益な情報を書いています、参考にしてください。
再利用ブロックとは?
ブログを開設したばかりの頃は記事もまだそんなに投稿していないので、記事を書く時間というのはそんなに気にならないと思います。
でも、記事がどんどん増えていくと、記事を書くたびに「同じことを書く」という無駄な作業が必ず発生してきます。
「同じことを書く」ものとしてよくあるのが、記事の本文の最後に書くプロフィール(自己紹介)や、設置する問い合わせボタン。
吹き出しなんかも、決まったものをいろんな記事で使い回すこともあるでしょう。
アフィリエイトサイトだと、「おすすめの商品」や、下の画像のような「レビュー記事」のリンクなどもお決まりのように書くこともあるかもしれません。

このように、新しい記事を書くたびに「定型文のように決まったもの」をそのたびに一から書くというのは、生産性が悪く非効率的です。
毎回同じこと書いていると、入力ミスがあったり知らないうちにストレスも溜まりますもんね。
そして、同じことをいちいち手で書かずに効率よく書けるのが、「再利用ブロック」です。
あらかじめ、定型文を「再利用ブロック」として登録しておくと、記事を書く時に「再利用ブロック」を呼び出して(参照)、挿入することができます。
「再利用ブロック」はWordPress標準のブロックですが、SWELLでは独自に拡張してさらに使いやすくなっています。
「再利用ブロック」を使うのと使わないのとでは、記事を書けば書くほどそこにかかった作業時間に差が出てくるので、ブロックエディタでは「再利用ブロック」をぜひとも有効利用しましょう。
再利用ブロックの仕様と注意点
仕様
以下は、「再利用ブロック」を使って、任意の記事の中に挿入しているイメージ図です。

この図からわかるように、登録された「再利用ブロック」を各記事で参照(コピーではない)しているのが「再利用ブロック」の仕様です。
コピーではなく参照なので、参照元の「再利用ブロック」を変更した場合、各記事に挿入された「再利用ブロック」はすぐに変更内容が反映されます。

つまり、各記事に挿入された「再利用ブロック」は、参照元と常に同じものになります。
以上のことをふまえて、「再利用ブロック」としてプロフィールを利用していた場合の例です。
沢山の記事にプロフィールを挿入したあとにプロフィールに修正が必要になっても、参照元のプロフィールを修正するだけで各記事のプロフィールも自動的に修正されます。
なので、修正の工数がごくわずかですみます。
まとめると、「どの記事でも同じことを書く」場合には「再利用ブロック」を使いましょう!
注意点
便利な「再利用ブロック」ですが、ウィジェットとして利用できないので注意してください。
ウィジェットとして利用するためには、「再利用ブロック」がショートコードで管理されている必要があります。
残念ながら、「再利用ブロック」の管理画面を確認してもショートコードでは管理されていません。

ウィジェットとして利用できないと何が不便なのか?
ウィジェットは、ブロックなどコンテンツとしてのパーツを定義(設定)することができ、記事やサイドバーの好きな位置にウィジェットを追加可能です。
例えば、記事下部(記事本文の下)にウィジェットを追加すると、記事を表示した時にウィジェットが自動で挿入(展開)されます。
つまり、記事を書く時に「再利用ブロックを挿入する」などの手間が一切いらないということです。
残念ながら、「再利用ブロック」はウィジェットが使えないので、記事を書く時に「再利用ブロック」を挿入するという手間が必要になります。
再利用ブロックの作成(登録)
では、「再利用ブロック」の作成(登録)手順を解説します。
「再利用ブロック」を作成する手順は以下の2つあるので、それぞれ解説します。
管理画面から作成する
管理画面メニュー「再利用ブロック」をクリック。

「新規追加」をクリック。

「再利用ブロック」の追加画面が開くので、タイトルと再利用したい内容(ブロック)を入力したら、「設定」アイコン(①)をクリックし、「公開」(②)をクリックして保存します。
※内容は、記事の本文と同じように書けるので難しくないと思います。

もう一度「公開」をクリック。

記事の中から作成する
2つ目は、記事を書いている途中で、「再利用ブロック」にしたい文書などが出てきた場合はに使う方法です。
記事を書いている途中で再利用したいものが出てくることがあるので、こっちの方法の方が使う頻度は高いかもしれないですね。
記事の中で、再利用したブロックを選択し(①)、ツールバーの「三点リーダーアイコン」(②)をクリック。

表示されるメニューの「再利用ブロックを作成」をクリック。

作成する「再利用ブロック」の名前お入力し、「保存」をクリック。


また、「再利用ブロック」の管理画面に、作成した「再利用ブロック」が追加されていることが確認できます。

再利用ブロックの使い方
「再利用ブロック」が作成できたところで、実際に使ってみます。
記事の中で、「再利用したブロック」を挿入したい位置にマウスクリックでカーソルを置いて(①、上の方にあるツールバーの「+」マーク(②)をクリックします。

右端にある「再利用」アイコン(①)をクリック→挿入したい「再利用ブロック」の名前(②)をクリック。

カーソルの位置に、「再利用したブロック」が挿入されます。
記事の入力が完了したら、下書き保存」(①)をクリックし、「投稿を表示」(②)をクリックして、記事を表示させて「再利用したブロック」が問題なく挿入されているか確認します。


「再利用ブロック」のまとめ
ここまで、「再利用ブロック」の仕様、作成(登録)、使い方について解説しました。
繰り替えし書きますが、「再利用ブロック」は効率よく記事を書くことができる強力なツールです。
記事の数が増えれば増えるほど、「再利用ブロック」を使うことで作業効率をアップすることができます。
ブロックエディタを使い慣れている人ほど、このような便利なツールを有効利用しているので、ぜひ積極的に使っていきましょう!
同じ「使い回し」ができる「ブロックパターン」については、次の記事を参考にしてください。
「再利用ブロック」と「ブロックパターン」の違いがわからない人は、次の記事を参考にしてください。
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