この記事では、効率よくブロックの使い回しができる同期パタン(旧再利用ブロック)の使い方について解説します。
テーマはSWELLを対象としています。
2024.02.28) 「パターン」の呼び出し手順を非同期パターン、同期パターンで統合。
2024.03.03) 記事内にマウスで「パターン」呼び出しをする方法を追加。
ブロックエディタは効率よく記事を書ける機能が盛沢山です。
その中でも、あらかじめよく使うブロックを「再利用ブロック」として登録しておくことで、複数の記事で何度も同じことを書く場合は、「再利用ブロック」を挿入するだけで効率よく使い回しができます。
【重要】「再利用ブロック」が「同期パターン」に変更されました(タップで詳細参照)
WordPress6.3から「再利用ブロック」は「同期パターン」に変更されました。
※ブロックパターンは「非同期パターン」と同等。
WordPress6.3から | WordPress6.2まで | |
---|---|---|
同期 | 同期パターン | 再利用ブロック |
非同期 | 非同期パターン | パターン(ブロックパターン) |
そして、パターン作成時に「同期/非同期」を選択できるようになりました。
ぜひ、この記事を読んで「再利用ブロック」の使い方をマスターし、効率よく記事を書いていきましょう!
「同期パターンと非同期パターンの違いって何?」という人は、次の記事が参考になりますよ。
同期パターン/非同期パターンの使い方(SWELL編)
パターンの使い方として、以下の3点を解説していきます。
パターンの作成
同期パターン/非同期パターンを作成する方法は2つあります。
管理画面からパターン作成
まずは、管理画面からパターンを作成する方法。
WordPress管理メニューの「パターン」をクリック。
管理メニューに「パターン」が表示されない場合は、SWELLのバージョンが古いので、最新版にバージョンアップしましょう!
「新規追加」をクリック。
■同期パターン
「同期」を有効ににして、「生成」をクリック。
■非同期パターン
「同期」を無効ににして、「生成」をクリック。
使い回しをするブロック(パターン)を入力したら、「公開」を2回クリックして保存。
投稿画面からパターン作成
投稿編集画面から、パターンを作成する手順です。
投稿画面で、使い回しをしたいブロック(パターン)を選択(①)
ブロックツールバーの三点リーダー(②)をクリックして、「パターン/再利用ブロックの作成」(③)をクリック。
■同期パターン
「名前」入力→「同期」有効→「生成」
■非同期パターン
「名前」入力→「同期」無効→「生成」
パターンの呼び出し(記事内追加)
記事内に、キーボードまたは、マウスを使って同期/非同期パターンを呼び出し(追加)する手順です。
キーボード入力だけで呼び出す
キーボードの場合は、「ブロック名検索」を使って簡単に呼び出せます。
①パターンの挿入位置でクリックし、「/」スラッシュのあとにパターン名を入力。
②パターンが検索されるので、該当のパターン名選択。
WordPress6.4以降、「同期」パターンブロックだけではなく、「非同期」パターンブロックも検索できるようになりました。
「/」スラッシュのあとに何文字か入力すれば、該当の「パターン」名が表示されますよ!
ちなみに、ブロックのアイコンでちょっとした判別ができます。
マウスだけで呼び出す
もう一つの呼び出し方法となる、マウスだけでパターンを呼び出す場合です。
追加したい位置にカーソルを置いて、① ~ ③とクリックし、呼び出したい「ターン」をクリックします。
- 「+」ボタン(ブロック挿入ツール切り替え)
- 「パターン」タブ
- 「すべてのパターン」
パターンの編集
同期パターン/非同期パターンを編集する方法は、以下の2通りの方法があります。。
パターン編集画面で編集
「パターン編集画面」は「パターン」の管理画面から開きます。
WordPressの管理メニューから「パターン」をクリック。
「パターン編集画面」が開くので、編集したいパターンをクリックして編集します。
投稿画面で編集
投稿本文に挿入済みの「同期パターン」を編集する方法です。
「非同期パターン」は記事内追加の時に修正(編集)するので、ここでは編集手順を省略します。
投稿編集画面を開き、「同期パターン」をそのまま編集します。
編集が終わったら、「更新」をクリック。
編集した「パターン」の名前にチェックがついていることを確認し、「保存」をクリック。
注意!
「同期パターン」を修正すると、他の「同期パターン」にも反映されます!(同期)
まとめ
ここまで、パターンの作成/追加/編集について解説してきました。
記事の数が増えれば増えるほど、使い回しができる「パターン」を使うことで作業効率をアップすることができます。
「パターン」を積極的に使っていきましょう!