この記事では、CocoonからSWELLに乗り換えた(移行)2つの理由について、くわしく解説していきます。
テーマは、CocoonとSWELLを対象としています。
2024.08.18) SWELLの購入方法を修正
僕は長い間Cocoonを使って、アドセンスで稼いでいました。
そのまま、Cocoonを使い続けても特に問題はなかったんですが、どうしてもSWELLを使いたかったので、現在はSWELLに乗り換えています。
SWELLに乗り換えた(移行)理由はたった2つです。
ここではその2つの理由について書いてみます。
これからCocoonからSWELLへの乗り換えを検討している人は、参考にしてください!
ちなみに、記事が200記事オーバーでSWELLに移行したんですが、かなり大変だったので記事が少ない時に移行するのがおすすめです。
SWELLに乗り換えたのはページ表示が速いから
CocoonからSWELLへ乗り換えた1つ目の理由は、
「ページ表示が他のテーマと比べても速い!」
ということです。
特に、「PCよりもモバイルのページ表示が、他のテーマとは比べ物にならないほど速い」という話を聞いてたんですよね。
乗り換えたアドセンスブログは、乗り換える時には既に230記事を超えていて、画像数も3,500以上もある中規模のブログに成長していました。
さすがにコンテンツがこのぐらいのボリュームになると、Googleの表示速度のサイトで確認しても、あきらかに遅くなります。
だからといって、Cocoonが遅いテーマというわけではないんですよ。
ページの表示が遅くなった時の問題点は、読者のページ離脱が増えてGoogleの評価も悪くなることです。
以下は、Googleの公式サイトからの引用ですが、表示が遅ければ遅いほど読者が直帰(離脱)してしまうことがわかります。
表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇する
引用:New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed – Think With Google
表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇する
表示速度が1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇する
表示速度が1秒から10秒に落ちると、直帰率は123%上昇する
2018年7月より、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することになりました。
引用:ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します
記事の内容が悪くて検索順位が下がっているんだったら、まだリライトなどすればなんとかなるんですよ。
でも、ページ表示の改善はそんなに簡単ではないんです。
改善策として、高速化のプラグインを利用するなどの方法はいくつかありますが、思ったほどの効果は出ないことが多いです。
僕も試しにいくつか改善対策を試してみましたが、元々Cocoonの高速化オプションは有効化していたのでほとんど改善できませんでした。
となると、表示速度の問題を簡単で効果的に改善できるのは「ページ表示が速いテーマ」を使うのも一つの手だと思ったんです。
特に、今はPC(デスクトップ)よりモバイル(スマホやタブレット)でページを見る人が多いので、モバイルの表示速度は、特に重要になります。
その点、SWELLはモバイルの表示速度が他のテーマと比べても速いと聞いていたので、この点が乗り換えの決め手になりました。
実際のページ表示の結果を比較
実際に、僕が運営しているサイト(ブログ)を使って、CocoonとSWELLでページ表示を測定してみました。
小規模サイトでページ表示を確認
まずは、小規模サイト(記事数30、画像数513)のページ表示(パフォーマンス)結果です。
3回計測した平均値を算出。
表示速度(パフォーマンス)を比較してみると、
記事数、画像数ともそんなに多くないのでたいして差はついていないですが、それでもモバイルの方はSWELLのパフォーマンスがいい結果となっています。
中規模サイトでページ表示を確認
続いては、中規模サイト(記事数234、画像数3,747)のページ表示(パフォーマンス)結果です。
このブログがSWELLに乗り換えたアドセンスブログで、SWELLに切り替える前と後で計測しました。
こちらも、3回計測した平均値を算出。
表示速度(パフォーマンス)を比較してみると、
こちらは、先のブログの結果と比べても、あきらかにSWELLの方がいいパフォーマンスを示しています。
さすがに、記事数/画像数の多さが全体的なパフォーマンスに影響しているようですが、それでもモバイルの方は圧倒的にSWELLの方がいい結果です。
やっぱりSWELLはモバイルが速い!
4万以上のサイトデータによるテーマ表示速度
4万以上のサイトデータからテーマの表示速度を計測しているサイトがあったので、計測結果を貼り付けておきます。
出典:【2024調査】WordPressテーマの速度ランキング(デザインテンプレート)
すごいですね、SWELLはダントツで速いです。
この調査では調査対象のサイト数が多いので、信頼できる結果になっていると思います。
なので、僕の個人的な環境だけでSWELLが速くなっているわけではないことがわかります。
SWELLは表示速度重視のテーマ
元々SWELLは表示速度を速くすることを最重要課題としているテーマなので、表示速度をあげるあらゆる対策をしているようです。
これについては以下の動画でも確認できるので、参考までにどうぞ。
SWELLに乗り換えたのはブロックエディタが使いやすいから
CocoonからSWELLへ乗り換えた2つ目の理由は、
「ブロックエディタが秀逸!」
だからです。
ブロックエディタはSEO効果とは全く関係ないですが、SWELLで記事を書く時に
- 楽しく書ける
- おしゃれに書ける
- 思った通りにブロックが使える
という点は、かなり乗り換えポイントが高いです。
実は、僕はCocoonを使っている時はクラシックエディタしか使えませんでした。
何度かブロックエディタに挑戦したんですが、ブロックエディタの画面を見ても、
- 何から始めたらいいのかわからない。
- どうやって記事を書けばわからない。
となってしまって、使う気にならなかったんですね。
CocoonとSWELLのブロックエディタで基本手的な使い方に違いはないはずなんですが、なぜかCocoonの時には苦手意識が出てしまって、ブロックエディタは使えずじまいでした。
それが、SWELLのブロックエディタだと使えるようになったんですよね。
SWELLのブロックって、どうやって使えばいいのか「なんとなく」でわかってしまうのがすごいところです。
ブロックの使い方はネットで調べなくてもわかりますよ!
しかも、SWELL独自のブロックは「痒いところに手が届く」という表現がぴったりで、とにかく記事で表現したいことが時間かけずにできてしまいます。
Cocoonはその点、ブロックエディタについてはどうしてもSWELLのように使おうという気にはなりませんでした。
Cocoonがダメというわけではなく、SWELLが良すぎるんです。
もちろん、この【還じいブログ】もテーマはSWELLを利用して、ブロックエディタもバリバリに毎日使いまくってます。
- リスト
- キャプション
- アコーディオン
- カラム
- テーブル(表)
- 説明
- ふきだし
- リンク
- FAQ
記事でよく使うブロックも、全部ではないですがざっとこのぐらい使ってます。
エディタの設定でも、好みの色や見栄え(見出し、ブログカードなど)を簡単に変更できるのもおすすめのポイントです。
SWELLのブロックエディタ(特に独自ブロック)は現在もどんどんバージョンアップされているので、さらに使いやすくなっていくと思います。
SWELLへの移行は記事が多いと大変!
CocoonからSWELLに移行する時に、一番気をつけないといけないのが記事の数です。
Cocoonで作った200記事以上あるアドセンスブログをSWELLに移行したことがありますが、記事が多かったので時間がかかって大変でした。
でも、SWELLへの移行をサポートしてくれる「乗り換えサポートプラグイン」(SWELLの購入で利用可)というものがあるんです。
SWELLに切り替えてからこのプラグインをインストールすると、Cocoonと同じようにページを表示してくれます。
ですが、あくまでもSWELL用に記事を修正するまでの暫定対策なので、全ての記事に修正が必要なのはかわりありません。
SWELLの購入
ここまで、CocoonからSWELLに乗り換えた2つの理由を書いてみました。
SWELLに乗り換えたと言っても、Cocoonをそのまま使って収益を確保しているサイトもいくつかあります。
だから、Cocoonがダメだと言っているわけではありません。
X(旧ツイッター)を見ていても、有料テーマで一番使われているのがSWELLだというのがはっきりわかります。
それだけ使われているテーマだということです!
エックスサーバーからSWELLを購入
エックスサーバーを利用している人は、エックスサーバーから購入すると5%の割引きでSWELLを購入することができます。
しかも、WordPressと一緒にSWELLもインストールできるのがかなり便利です。
ちなみに、WordPressとSWELLを一緒にインストールできるのはエックスサーバーだけです。
テーマをダウンロード→WordPressでインストールという、面倒な手間から解放されますよ!
購入が完了すると、WordPressとSWELLを同時にインストールすることができます。
コメント