【エックスサーバー】サイトコピーの使い方(サイト量産やバックアップが簡単に!)

【XServer】サイトコピーの使い方(バックアップやサイト量産が簡単にできる)

この記事では、先日の4/19にエックスサーバー(Xserver)から案内があっった、簡単に既存サイトのコピーができる「サイトコピー」について、仕様や使い方を解説しています。(最後にFAQあり)

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エックスサーバー(Xserver)の案内があってから、すぐに「サイトコピー」試してみましたが、かなり使える機能です、いや本当に。

あらかじめWordPress/テーマがインストールされている「雛形サイト」(テンプレートサイト)を用意しておけば、「サイトコピー」一発ですぐに新規サイトを作成できるんです。

今までは、慣れている人でもサイトの新規開設には時間がかかりましたが、この「サイトコピー」を使うと、新規サイト開設でも、時間を大幅に短縮することができますよ。

この記事では、実際に試した結果を「サイトコピー」の使い方としてまとめています。

なお、最後の方に「サイトコピー」についての「FAQ」をまとめているので、知りたいことがあれば参考にしてください!

関連記事

「JetPack」プラグインを使っている場合、「サイトコピー」を使ってコピーした時に、コピー先で「セーフモードが有効化されました」の警告メッセージが表示される場合があります。

原因と対応方法を次の記事に詳しく書いているので、参考にしてください。

目次

「サイトコピー」はどこにでもコピーできる?

以下の条件の場合に、「サイトコピー」によるコピーが可能となっています。

  • コピーが、WordPressインストール済み
  • コピーが、WordPressインストール
XServerの「サイトコピー」でコピーできるパターン

コピー先が既にWordPressインストール済みの場合はコピーができないため、

「既存サイトへの上書きコピーは不可」

となっています。

サイトの上書きコピーをしたい場合は、プラグイン「All-in-One WP Migration」を使いましょう。

「サイトコピー」の使い方(エックスサーバー)

では、エックスサーバーの「サイトコピー」の使い方を実際に試してみた結果を元に解説します。

エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

サーバーパネル – ログイン | レンタルサーバーならエックスサーバー

サーバーID(①)、サーバーパネルパスワード(②)を入力し、「ログインする」(③)をクリック。

XServerのサーバーパネルログイン画面

「WordPress簡単インストール」をクリック。

XServerの「簡単インストール」からサイトをコピーする

コピー元になるドメインの「選択する」をクリックします。

【XServer】サイトコピーの使い方

「WordPress簡単インストール」を使わずにインストールしたサイト(ドメイン)の場合は、この「ドメイン選択画面」にはサイトが表示されません。

つまり、他のレンタルサーバーから引っ越しできる「WordPress簡単移行」を使った場合が、これに該当します。

「コピー」をクリック。

【XServer】サイトコピーの使い方

コピー対象として「全て」か「テンプレートのみ」を選択(①)し、コピー先URLにコピー先となるドメイン(②)を選択したら、「確認画面へ進む」(④)をクリック。
※ドメイン直下ではなくサブディレクトリにコピーしたい場合は、サブディレクトリ名(③)を入力。
「テンプレートのみ」の場合は、記事や画像などはコピーされません。
詳細は「サイトコピー」に関するFAQ参照

【XServer】サイトコピーの使い方
【XServer】サイトコピーの使い方

上の画面が表示されたら、サイトのコピーが完了です。

コピーできずにこんなエラーが出た場合は?(ここをタップ)

コピー先として、「既存サイト(既にWordPressがインストール済)」を選択した場合は以下のようなエラーが表示されます。

「サイトコピー」のコピー先は「まだWordPressがインストールされていない環境」を条件としています。

「サイトコピー」で発生するエラー

「サイトコピー」に関するよくある質問(FAQ)

「サイトコピー」についての、質問事項と回答を以下にまとめました。

還じい

では、質問に答えましょう!

「サイトコピー」を使うのはどういう場面ですか?

以下の場面を想定しています。

  • 「サイト公開の準備ができている雛形サイト」を用意し、そのサイトをコピーして新規サイトとして利用する。※「雛形サイト」をコピーすることで、新規サイトの開設時間を大幅に短縮できる
  • 運営中のサイトを丸ごとバックアップ。
  • 仮のサイトや検証用サイトを作る。

どこにでもコピーできますか?

コピーできるのはコピー先が「WordPressがまだインストールされていないサイト」の場合です。
したがって、既にWordPressがインストール済のサイトにはコピーは不可(上書きコピー不可)

セキュリティ強化プラグインをインストール(有効化)したままでもコピーできますか?

できます。

セキュリティ対策プラグイン(「SiteGuard」や「XO Security」など)でログインページのURLが変更されていても、コピー先も変更されたURLでログインできます。

コピー元がhttpsのままでもコピーできますか?

できます。

「サイトコピー」では、コピー先のSSL設定も行われるため、コピーが完了したらhttpsでのアクセスが可能です。

「WordPress簡単インストール」の一覧にコピーしたいサイト(ドメイン)が表示されません。

「WordPress簡単移行」を使って他のレンタルサーバーから移行(引っ越し)をしたサイト(ドメイン)は一覧に表示されません。

従って、そのサイト(ドメイン)では「サイトコピー」が使えません。

「WordPress簡単インストール」の一覧には「WordPress簡単インストール」を使ってインストールしたサイト(ドメイン)だけが表示されます。

コピー先のサイトを「新規サイト」として利用したい場合は?

コピー先のサイトを「新規サイト」として利用する場合は、「コピー対象」に「テンプレートのみ」を選択してコピーしてください。

「サイトコピー」の「コピー対象」に「テンプレートのみ」を選択する

「テンプレートのみ」でコピーすると以下のデータはコピーされません。

  • ページ(記事、固定)
  • カテゴリー、タグ
  • メディア(画像、動画)
  • ふきだし、パターン、ブログパーツ(SWELL)、ウィジェット
    ※WordPressインストール後に追加されたもの
還じい

ここ、テストに出ます!

また、WordPreesの設定(サイトタイトル、キャッチフレーズなど)を新規サイトにあわせて変更する必要があります。

「サイトコピー」を使う時の注意点はありますか?

以下の注意点があります。

  • コピー元のWordPress、プラグイン、テーマのバージョンが古い場合は、コピー先も同じバージョンになります。
    従って、古いバージョンの場合は、コピー先で「更新」(アップデート)が必要です。
  • SWELL(テーマ)をインストールしたサイトをコピーした場合、コピー先でも「アクティベート設定」(ユーザー認証理)が必要です。
  • プラグイン「JetPack」を使っていると、コピー先で「セーフモードが有効化されました」の警告メッセージが表示される場合があります。
    ※詳細は、一番下にある「関連記事」内の記事を参照ください。

新規サイト開設は「サイトコピー」で時間短縮を!

何度も書いていますが、

新規サイト用の雛形サイト(テンプレートサイト)さえ作っておけば、「サイトコピー」を使うことで、サイト開設にかかる作業時間を大幅に短縮できます。

ブログで大きく稼ごうとした場合、1つのサイトではなく複数サイトを運営することが一般的となっています。

サイトが増えていっても、新規サイトの開設にはできるだけ時間をかけないようにしたいものです。

雛形サイト「サイトコピー」を有効活用して、効率よくサイトを開設できりょうにしましょう!

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「JetPack」プラグインを使っている場合、「サイトコピー」を使ってコピーした時に、コピー先で「セーフモードが有効化されました」の警告メッセージが表示される場合があります。

原因と対応方法を次の記事に詳しく書いているので、参考にしてください。

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