【2024年】プラグイン「Jetpack」の【統計情報】の使い方

プラグイン「Jetpack」の使い方(統計情報)を解説

この記事では、WordPressプラグイン「Jetpack」の統計情報の使い方(確認方法)について、くわしく解説していきます。

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修正履歴

2024.04.25) 全体的に手順でわかりづらいところを修正。

Jetpackの「統計情報」は、2023年から商用サイトでは無料で使えなくなりました。
詳細は、「Jetpackは商用サイトでは無料利用できない」を参照ください。

アドセンスアフィリエイトを利用している場合は、ライセンス違反になります。

2024.04.09) JetPackの代替プラグインを見つけました!

代替のプラグイン「Matomo Analytics」は、十分にJetPackの代わりとして使えます。

このプラグインの使い方をまとめたのたで、JetPackの代わりを探している人は参考にしてください!

還じい

商用サイトでも無料で使えますよ!

この【還じいブログ】では、WordPressに入れるべき推奨プラグインとして、7つ厳選しています。

なにかと問題があってヘビー級に重いJetpackは、推奨プラグインには入れてません。

じゃあ何故、そんな問題があるJetpackの使い方をを紹介するのかというと、

どうしても「統計情報」を使いたいからです。

「統計情報」では、リアルタイムにその日のアクセス数(累計)が確認できるのが、ものすごく便利なんですよね。

Jetpackの統計情報(アクセスデータ)

Googleのアナリティクス(現GA4)だと、リアルタイムなアクセス数を確認するのがかなり難しいです。

還じい

その点、Jetpackはアクセス状況が簡単に確認できるのがGoodです

この記事では、以下の流れで手順を解説していきます。

  • Jetpackのインストール
  • WordPress.comアカウントとの連携
  • 非商用ライセンスでの利用設定
  • 「統計情報」の使い方
目次

Jetpackは商用サイトでは無料利用できない

冒頭で書いたように、Jetpackの「統計情報」は2023年から商用サイトでは無料利用できなくなりました。

今までは、商用サイトでも「統計情報」は無料で使えたんですが、「もう無料版は使えませんよ」ということですね。

以下は、「Jetpack 統計情報」の詳細ページです。

統計アドオンを購入する
Jetpack 統計への無料アクセスは、個人の非営利サイトのみが対象になります。

個人サイト
個人サイトの場合有料サブスクリプションにアップグレードするオプションがあります。Jetpack 統計を評価していただける場合は、可能であれば今後の高度な機能や優先サポートのリリースのためにご支援ください。

商用サイト
商用サイトでは有料サブスクリプションが必要です。商用サイトとは収益の獲得を目的としたサイトと定義されます。収益の獲得には広告またはアフィリエイトリンク、商品またはサービスの販売、寄付またはスポンサーの募集、営利目的のビジネスまたは教育機関に直接関連するその他の手段などが含まれます。

出典:Jetpack 統計

上記ページには、収益を確保することを目的としている「商用サイト」では有料になると書かれています。

アドセンスやアフィリエイトで収益を得ようとしている人がほとんだと思います。

なので、そのようなサイトではJetpackの「統計情報」を無料で使うとライセンス違反となります。

もし、収益目的でない個人サイト(ブログ)で「統計情報」を利用したいのであれば、以降の手順を参考にしてください。

Jetpackのインストール

まずは、「Jetpack」をインストールします。

インストールと有効化

WordPressにログインし、管理メニューの「プラグイン」→「新規プラグインを追加」(新規追加)とクリック。

「Jetpack」のインストール

キーワードに「Jetpack」を入力(自動で検索が実行)

「Jetpack」のインストール

「今すぐインストール」→「有効化」とクリック。

「Jetpack」のインストール

インストールが完了したので、次はWordPress.comアカウントとの連携をすすめます。

WordPress管理メニューの「ダッシュボード」をクリックし、更新されたメニューから「Jetpack」→「Jetpack」とクリック。

WordPress.comアカウントと連携する
WordPress.comアカウントと連携する

「Jetpackを設定」をクリック。

WordPress.comアカウントへの連携

英語の画面が表示された場合は「日本語」をクリック。
※最初から日本語の画面になっている場合もあります。

WordPress.comアカウントと連携する

WordPress.comアカウントとの連携

Jetpackをインストールしたサイトは、WordPress.comに登録したアカウントと連携する必要があります。

とは言っても、サイトごとにアカウント登録する必要はなく、1つのアカウントで複数のサイトと連携することが可能です。

還じい

つまり、WordPress.comアカウントとJetpackを利用するサイトは、「1:N」で利用できますよ!

サイトとWordPress.comアカウントの連携手順には以下の3つのパターンがあるため、以降はそれぞれのパターンごとに手順を解説します。

アカウントを新規登録して連携する

WordPress.comアカウントが未登録の場合は、アカウント登録してから連携します。

登録済みアカウントを指定して連携する

登録済みWordPress.comアカウントと連携します。

登録済みアカウントを自動連携

過去にそのサイトでJetpackを利用していた場合は、自動でアカウントが連携されます。

これは、Jetpackを再インストールした場合の手順となりますが、自動で連携されない場合もあります。

アカウントを新規登録して連携する

WordPress.comにまだアカウントを登録していない時に、登録をしてからサイトと連携します。

Jetpackを始めて利用する場合や、アカウントを登録したかどうかわからない場合は、この手順を進めてください。

以下の必要項目を入力したら、「アカウントを作成」をクリックし、次の画面で「承認」をクリック。
「承認」画面は表示されずに連携が完了する場合もあります。

WordPress.comのアカウントを作成して連携

ユーザー名はなんでもいいですが、他のユーザー名と重複しないようにしてください。

WordPress.comのアカウントを指定して連携

これでWordPress.comアカウントとの連携は完了なので、「非商用(無料)ライセンスでの利用設定」に進んでください。

登録済みアカウントを指定して連携する

登録済みWordPress.comアカウントと連携する場合は、そのアカウントを指定します。

「すでにアカウントをお持ちですか?ログイン」をクリックし、登録済の「メールアドレスまたはユーザー名」を入力し、「次へ」をクリック。

WordPress.comのアカウントを指定して連携
WordPress.comのアカウントを指定して連携

「パスワード」入力→「ログイン」をクリックし、「承認」をクリック。

WordPress.comのアカウントを指定して連携
WordPress.comのアカウントを指定して連携

これでWordPress.comアカウントとの連携は完了なので、「非商用(無料)ライセンスでの利用設定」に進んでください。

過去にそのサイトでJetpackを利用していた場合は、自動でアカウントが連携されることがあります。

自動で以下の画面が表示されたら連携は完了なので、「承認」をクリックするだけです。

これでWordPress.comアカウントとの連携は完了なので、「非商用(無料)ライセンスでの利用設定」に進んでください。

非商用(無料)ライセンスでの利用設定

商用サイトでは非商用ライセンスは利用できないので、注意してください。

WordPress.comアカウントとの連携が終わったので、非商用ライセンス(無料ライセンス)で利用できるように設定していきます。

WordPressの管理メニューの「Jetpack」→「統計情報」とクリック。

非商用(無料)ライセンスでJetpackが利用できるように設定する

以下のように全てチェックをつけたら「次へ」をクリック。

非商用(無料)ライセンスでJetpackが利用できるように設定する

スライドバーをつまんで、一番左まで動かします。

非商用(無料)ライセンスでJetpackが利用できるように設定する

「\0」になったら全てにチェックをつけて、「Continue with Jetpack Stats for free」をクリック。

非商用(無料)ライセンスでJetpackが利用できるように設定する

郵便番号(ハイフンつき)を入力して「支払いに進む」をクリック。
※郵便番号の入力は一度だけです。

非商用(無料)ライセンスでJetpackが利用できるように設定する

「後で支払い方法を指定」を選択して、「購入を完了」をクリック。

非商用(無料)ライセンスでJetpackが利用できるように設定する

これで、非商用(無料)ライセンスでJetpackが利用できるようになりました。

Jetpackをインストールしたばかりなので、以下のように統計情報には何も表示されません。

アクセスが集まったら統計情報が確認できるようになります。

Jetpackの「統計情報」を使う

「統計情報」の使い方

統計情報の使い方です。

「統計情報」でアクセスデータを確認

実際にアクセスが集まっているこの【還じいブログ】で、アクセスデータを確認してみます。

WordPressの管理メニューの「Jetpack」→「統計情報」をクリックすると、以下のようにアクセスデータが確認できます。

赤枠部分は、選択した日のサイト全体のアクセスデータとなります。

「統計情報」から、アクセスデータを確認する
①表示数サイトにアクセスされた数。(いわゆるPV
②訪問者サイトにアクセスしてきた訪問者の数。
一人で複数ページにアクセスすることもある。
③投稿とページページごとのアクセス数(上から多い順に表示)
④リファラーどこからサイトにアクセスしてきたか。(検索エンジンが多い)
⑤アクセスデータ表示範囲アクセスデータを表示する期間。(開始~終了で指定可)
⑥アクセスデータ表示単位アクセスデータを表示する単位。(日、週、月、年で指定可)
アクセスデータの詳細

アクセスデータの表示指定

⑤アクセスデータ表示範囲と⑥アクセスデータ表示単位についての、具体的な指定方法は以下の通りです。

アクセスデータの表示指定

試しに、アクセスデータの表示期間を「過去一年」、表示単位を「月」に指定した結果が次の画面。

アクセスデータの表示期間を「過去一年」、表示単位を「月」に指定した時のアクセスデータ

長い期間で月単位の表示にすると、アクセスの推移(増え方)がよくわかります。

アクセスデータをCSVに出力

アクセスデータは、CSVに出力することができます。

③の「投稿とページ」の下にある「すべて表示」をクリック。

アクセスデータをCSVに出力

ここでは、①で「一年間」を指定します。
「CSV形式でデータをダウンロード」をクリックすると、CSVがダウンロードできます。

アクセスデータをCSVに出力

ダウンロードしたCSVをエクセルで開くと、以下のようにアクセスデータ(記事のタイトル/アクセス数/URL)を確認できます。

アクセスデータをCSVに出力

「統計情報」が表示されない!?

先日、突然「統計情報」が表示されない現象が発生しました。

Jetpackの「統計情報」が表示されない

Jetpackはバージョン12.5となっていて、「詳細を表示」をクリックしてみると、

Jetpackの「統計情報」が表示されない

なにやら、「このプラグインには新しいバージョンのWordPressが必要です。」という警告が表示されてます。

Jetpackの「統計情報」が表示されない

どうやら、WordPressは6.4.2が条件のようです。

前の画像を見てもらうとわかりますが、ちょっと事情があってWordPressは6.1.4のままで、最新版にはバージョンアップしていなかったんですよね。

もしかして、WordPressのバージョンが古いのが原因かと思い、6.4.2にバージョンアップしてみました。

Jetpackの「統計情報」が表示されない

Jetpackも最新版の13.0にバージョンアップ!

Jetpackの「統計情報」が表示されない

すると、無事「統計情報」が表示されるようになりました。

WordPressとJetpackのバージョンアップで「統計情報」が表示されるようになった。

結局、Jetpackが動作しないWordPressのバージョンだったことが原因のようです。

還じい

プラグインで問題があった場合は、プラグインの「詳細を表示」を確認すると問題が解決するかもしれませんね。

まとめ

ここまで、Jetpackのインストール「統計情報」の使い方について解説してきました。

冒頭でも書きましたが、「Jetpack」は取り扱い要注意のプラグインなので、もし使う場合は十分に気をつけて使ってください。

また、商用サイトでは非商用ライセンスは利用できないので注意してください。

Jetpackを使う場合は、WordPressのメジャーバージョンアップのリリースがあっても、安易にWordPressをバージョンアップするのはやめましょう。

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