この記事では、Jetpackの統計情報が勝手にスクロールする問題の解決方法にについて、くわしく解説していきます。
テーマは、Cocoonを対象としています。
2024.04.09) JetPackの代替プラグインを見つけました!
代替のプラグイン「Matomo Analytics」は、十分にJetPackの代わりとして使えます。
このプラグインの使い方をまとめたのたで、JetPackの代わりを探している人は参考にしてください!
Jetpackと違って、どのページから外部リンクがクリックされたか、ページの表示速度などがわかりますよ。
プラグインJetpackの「統計情報」は、かなり便利なので使っている人は結構いるんじゃないでしょうか。
いつのバージョンからなのかわかりませんが、「統計情報」の棒グラフの上にマウスを乗せると、勝手にページの一番下までスクロールする問題が発生するようになりました。
他の日の統計情報も確認したりする場合もあるので、棒グラフにマウスを乗せるだけで勝手にスクロールするのは、かなり悩ましい問題ですよね。
でも、解決方法が最近わかりました!
Jetpackの「統計情報」のスクロールで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください!
また、スクロールがされないようにする「暫定対策」もあわせて書いています。
Cocoonのバージョンアップでスクロール問題は解決予定
結論から書くと、スクロール問題はCocoonのバージョンアップにより解決するようです。
つまり、スクロール問題を解決する対策を組み込むことになります。
現在、Cocoonの最新版は2.6.9ですが、次のバージョンあたりで対策版がリリースされるんじゃないかと思います。
Cocoon2.7.0で勝手にスクロール問題は解決!
2024.02.06追記)
Cocoonの対策版2.7.0が、WordPress管理画面で更新できるようになりました。
WordPress管理画面の「ダッシュボード」→「更新」(①)をクリックし、Cocoonのテーマ2.7.0をチェックして更新します。
2.7.0に更新して確認したところ、「統計情報」で勝手にスクロールする問題は解決していました!
勝手にスクロールがしないように、Jetpackを古いバージョンに戻していた人もいるかと思います。
Cocoonのバージョンアップでスクロール問題が解決したことを確認できたら、Jettpackは最新版にバージョンアップしましょう!
暫定対策
Cocoonの対策バージョンがリリースされるまでは、Jetpackの「統計情報」を旧バージョンに戻すことでスクロールされないように「暫定対策」することができます。
WordPress管理メニューの「Jetpack」(①)→「設定」(②)をクリック。
「トラフィック」タブ(①)をクリックし、「Jetpack統計」の一番上にある「新しいJetpack統計情報のエクスペリエンスを有効化」のボタンをOFF(②)に変更します。
※画面右上に「設定が更新されました。」が表示。
これで、旧バージョンの青い「統計情報」が表示されるようになるので、勝手にスクロールもされなくなります。
「暫定対策」は以上ですが、Cocoonの対策バージョンがリリースされたら、「暫定対策」は元に戻して、Cocoonの対策バージョンに更新してください。
まとめ
今回は、Jetpackの「統計情報」で勝手にスクロールする問題は、Cocoon(テーマ)の方で対策することで解決できるようです。
ただし、テーマのバージョンアップによりプラグインで問題が発生したとしても、必ずしもテーマで対策しないといけないわけではありません。
本来は、プラグインのバージョンアップにあわせてテーマが修正する必要はないんです。
でも、プラグイン、テーマそれぞれでバージョンアップしていくため、まれに今回のような問題が発生する場合もあるでしょう。
気をつけないといけないのは、
テーマのバージョンアップでプラグインに問題が発生したとしても、それが、テーマ側の問題だと簡単に結論づけないことです。
テーマのバージョンアップで問題が発生した場合は、フォーラムなどで現象を報告するようにしましょう。
そうすることで、プラグインの問題なのかテーマの問題なのかがわかるんじゃないでしょうか。