この記事では、プラグイン【Matomo Analytics】で見たいものだけが表示されるようにカスタマイズする方法について、くわしく解説していきます。
プラグイン「Matomo Analytics」は、レポートデータが多すぎてちょっと使いづらいところがあるので、「自分専用のダッシュボード」にカスタマイズして、使いやすくしましょう。
ダッシュボードはレポート画面に移動した時に、最初に表示される領域で、いろんなウィジェット配置されています。
ちなみに、僕はこんな感じで「一番よく使うウィジェット」だけのダッシュボードにしています。
ダッシュボードはページ画面に移動した時に、最初に表示される画面なので、ダッシュボードをカスタマイズすると格段に使い勝手がかなりよくなりますよ!
「Matomo Analytics」のインストール/設定/使い方は、次の記事が参考になります。
データベースの肥大化を防ぐために、古いデータを定期的に削除する設定です。
「Matomo Analytics」のダッシュボードをカスタマイズする
ここでは、以下の4つのウィジェットを利用します。
- 「ページビュー推移」ウィジェット
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正確なウィジェット名は「最終ビジットのグラフ」です。
デフォルトではビジット数(訪問者数)の推移が表示されるので、これをページビューに変更して利用します。
- 「ページタイトル」ウィジェット
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ページごとの、ページビュー数とタイトルがわかる一覧形式のウィジェットです。
最終行にページビューの合計を表示させることもできます。
- 「チャネルタイプ」ウィジェット
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チャネルタイプというちょっとピンとこない名前ですが、「どうやってサイトにアクセスしてきたか」がわかるウィジェットです。
似たようなウィジェットに「リファラー」がありますが、ここでは「チャネルタイプ」の方を使います。
- 「外部リンク数」ウィジェット
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サイト内の外部リンクをクリックした情報が表示されるので、ここで、アフィリエイトリンクのクリック状況がわかります。
では、ダッシュボードをカスタマイズしていきます。
カスタマイズは、一旦ダッシュボード内のウィジェットを全部閉じて、よく使うウィジェットを追加する流れとなります。
管理画面メニュー「Matomo Analytics」の「レポート」をクリック。
ダッシュボード内にあるすべてのウィジェットを、「×」マークをクリックして閉じます。
「ページビュー推移」ウィジェット
まずは、「ページビュー」の推移がわかる「最終ビジットのグラフ」ウィジェットの追加です。
このウィジェットを追加した後に、ページビューの推移が表示されるようにメトリクス(指標)を変更します。
画面上の「ダッシュボード」(①)をクリックし、「ビジター」(②)→「最終ビジットのグラフ」(③)とクリック。
これで、「最終ビジットのグラフ」が追加されるので、「メトリクス変更」アイコン(赤枠部分)をクリック。
「ページビュー」にチェックをつけ、「ビジット」はチェックを外します。
デフォルトのウィジェットは小さいので、カラムの幅いっぱいにウィジェットが収まるように、ダッシュボードのレイアウトを変更します。
「ダッシュボード」をクリックし、「ダッシュボードのレイアウトを変更」をクリック。
1カラム1ウィジェットになるレイアウトをクリックして、「保存」をクリック。
「ページタイトル」ウィジェット
続いては、ページごとのページビューとタイトルがわかるウィジェットを追加します。
ウィジェット追加後に、ページ表示数の変更、ページビューの合計数の追加表示をしていきます。
画面上の「ダッシュボード」を押して、「行動」→「ページタイトル」とクリック。
追加ウィジェットの右下で、現在の表示行数(①)→「5」(②)とクリック。
さらに、左下の「歯車」アイコンをクリックし、「レポートに合計」をクリック。
「チャネルタイプ」ウィジェット
続いては、「チャネルタイプ」ウィジェットの追加です。
「チャネルタイプ」というとわかりづらいですが、「Matomo Analytics」では「どうやってアクセスしたきたか」を示すものになっています。(ちょっとリファラーと似てますが)
画面上の「ダッシュボード」を押して、「集客」→「チャネルタイプ」とクリック。
「外部リンク数」ウィジェット
「外部リンク数」ウィジェットでは、サイト内の外部リンクをクリックした数がわかります。
CVに繋がるアフィリエイトリンクのリンクも、このウィジェットで確認可能。
画面上の「ダッシュボード」を押して、「行動」→「外部リンク」とクリック。
まとめ
今回、ダッシュボードのカスタマイズについて解説してきましたが、「Matomo Analytics」ではダッシュボード内に自由に使いたいウィジェットが追加できるのがいいですね。
レイアウトも多少工夫すると、左のカラムには正方形のウィジェットを、右には幅があるウィジェットを並べるなんてこともできそうです。
また、ダッシュボードは新規に追加ができるので、複数のダッシュボードを用途ごとに使い分けるなんて、こともできます。
ダッシュボードを自分好みにカスタマイズして、さくっと必要な情報が確認できるようになりましょう!
「Matomo Analytics」のインストール/設定/使い方は、次の記事が参考になります。
データベースの肥大化を防ぐために、古いデータを定期的に削除する設定です。
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