サイト(ブログ)に記事を投稿しても、その記事が狙い通りに検索で上位表示できるとはかぎりません。
今まで沢山記事を書いてきた経験者でも、例外ではないです。
また、記事を書く時にどんなに頑張ってリサーチ(事前調査)したとしても、上位表示できる保証はどこにもないんです。
だから、「上位表示できない原因の分析」→「記事のリライト(見直し)」で、「検索結果で上位表示を目指す」必要があります。(いわゆるSEO対策ってやつですね)
ではどうやって分析するかというと、Googleから無料で提供されているサーチコンソール(Search Console)というツールを使うのが最も一般的です。
この記事では、サーチコンソールの機能である「検索パフォーマンス」を使った分析方法を中心に解説していきます。
せっかく書いた記事が無駄にならないように、しっかり分析ができるようになりましょう!
「検索パフォーマンス」で検索結果を分析する
まずは、「あるページで検索された時に実際に入力されたキーワードが知りたい!」という時の操作です。
これは、記事をリライトするためには必須で、場合によっては思ってもないキーワードで検索していることがあります。(いわゆるお宝キーワードですね)
なので、リライトだけではなく、新しい記事を書くための気づきにもなります。
他の操作(分析)はともかく、とにかくこの操作だけは必ず覚えてください!
ここでは、「検索パフォーマンス」の基本的な操作を習得している前提で解説するので、もし「検索パフォーマンス」の操作がよくわからない場合は、事前に以下の記事で予習をしておいてください。
上記記事で基本操作を習得しておくと、以降の解説を読んでも「?」状態にならず、スムーズに理解できると思いますよ。
指定ページの検索(生)キーワードを確認する
では、実際にページを指定して、入力された検索キーワードを確認してみます。
まず、サーチコンソールにログインします。(ログイン方法は以下の記事を参考にしてください)
ログインしたら、左のメニューから「検索パフォーマンス」をクリック。

すると、下のような「検索パフォーマンス」の画面が表示されます。

「検索データ(グラフ)」の上にある「新規」をクリック。

「ページ」をクリック。

「正確なURL」を選択し、調査したいページのURLを入力して「適用」をクリック。

すると、「検索データ(グラフ)」の方に、入力したページだけに絞った検索データが表示されます。

- デフォルト(標準状態)では、「合計クリック数」と「合計表示回数」の検索データが確認できます。
- 検索データが表示される期間は、デフォルトでは過去3か月です。
「平均CTR」、「平均掲載順位」の検索データも確認したい場合は、それぞれの項目をクリックします。

「検索データ(テーブル)」の方でも、指定ページに対する各項目の検索データが数字で確認できます。

検索キーワードから、検索されたページを確認する
記事が増えると、似たようなキーワードで記事を書くこともあるかもしれません。
実際に入力された検索キーワードが、どのページに対する検索だったのかわからない場合、対象ページを確認することができます。
「検索データ(テーブル)」で、該当の検索キーワード(クエリ)の行を選択します。

これで、不要な検索キーワードが除外されたので、「ページ」をクリック。

これで、選択した検索キーワードを使って、実際に検索されたページが確認できます。

この時、「検索データ(グラフ)」の方も、選択した検索キーワードで検索された時のグラフデータを確認できます。

繰り返しますが、「指定ページの検索(生)キーワードを確認する」で解説した操作は必ず覚えてください!
操作を覚えることで、アクセスを増やすためのリライトに繋がる分析が可能になります。