【2023年】WordPressプラグイン「All-in-One WP Migration」の使い方

【WordPress】バックアッププラグイン「All-in-One WP Migration」の使い方を詳しく解説!

この記事では、WordPress(サイト)を丸ごとバックアップ/復元できるプラグイン「All-in-One WP Migration」の使い方について、くわしく解説していきます。

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修正履歴

2024.12.29) 内容をわかりやすく修正した。

還じい

Webサイトをバックアップしたり移行(引っ越し)する場合は、いろんな方法があります。

その中でも、プラグイン「All-in-One WP Migration」はWordPressの管理画面の中だけでバックアップ(エクスポート)と復元(インポート)が完結できるので、かなり便利なんですよね。

この記事では、プラグイン「All-in-One WP Migration」の使い方を中心に解説していくので、ぜひ参考にしてください!

事前に、インポート時の最大アップロードサイズ(容量)を増やす場合は、以下の記事を参考にしてくさい。

目次

インポート(アップロード)の注意事項

「All-in-One WP Migration」を使ってインポートする際は、注意点が2点あります。

PHPのバージョン違いには注意

エクスポート側とインポート側のPHPのバージョンがあまりにも違うとインポートでエラーになることがあります。

一概にどのくらいバージョンが異なるとエラーになるかは言えません。

例えば、エクスポート側のPHPが5.6でインポート側が7.4などのような、メジャーバージョンレベル(最初の数字)で異なるとエラーになる可能性が非常に高くなります。

もしPHPのバージョンが大きく異なる場合は、以下の記事を参考にしてバージョンが新しい方に揃えることをおすすめします。

消えて困るデータはインポート前にバックアップを取る

インポートでは、インポート側のサイトデータがエクスポート側のサイトデータで上書きされます。

以下の画像は、インポートを実行する前の確認画面です。

「All-in-One WP Migration」のインポート画面

赤枠部分に表示されているように、既存(インポート先)のデータはインポートするデータで上書きされるので、消えてしまいます。

還じい

上書きされて困るデータは、インポート前にバックアップをとりましょう!

「All-in-One WP Migration」の使い方

では、「All-in-One WP Migration」を使ってエクスポート(バックアップ)したサイトデータを、別なサイトにインポート(復元)する使い方を解説します。

「All-in-One WP Migration」はエクスポート側、インポート側で必要なので、それぞれのサイトであらかじめインストールします。

「All-in-One WP Migration」のインストール

管理画面メニュー「プラグイン」の「新規追加」(①)をクリック。

プラグインの新規追加画面を表示

キーワードに「All-in-One WP Migration」を入力。(入力したら自動でプラグインを検索します

「All-in-One WP Migration」のインストールと有効化

「All-in-One WP Migration」が検索されるので、「今すぐインストール」をクリックし、次に「有効化」をクリック。
※正確な名前は「All-in-One WP Migration and Backup」です

エクスポートする(バックアップ)

エクスポート(バックアップ)するサイトのWordPress管理画面にログインし、サイトデータをエクスポート(ダウンロード)します。

管理画面メニュー「All-in-One WP Migration」の「エクスポート」(①)をクリック。

「All-in-One WP Migration」の「エクスポート」画面

「エクスポート先」(①)をクリックし、「ファイル」(②)をクリック。

「All-in-One WP Migration」でエクスポート

しばらく待つと以下の画面になるので、「XXXをダウンロード」のボタンをクリック。

「All-in-One WP Migration」でエクスポート

ダウンロードされたエクスポートファイルを適当なフォルダに保存します。

「All-in-One WP Migration」でエクスポート

インポートする(アップロード)

インポート(復元)するサイトのWordPress管理画面にログインし、エクスポートしたサイトデータをインポート(アップロード)します。

管理画面メニュー「All-in-One WP Migration」の「インポート」(①)をクリック。

「All-in-One WP Migration」の「インポート」画面

以下の画面の赤枠部分に、エクスポート(ダウンロード)したファイルをドラッグ&ドロップします。

「All-in-One WP Migration」でインポート

最大アップロードサイズ超過エラーが表示された!

インポートデータのサイズが最大アップロードサイズを超えた場合は、以下のエラーとなりインポートはできません。

「All-in-One WP Migration and Backup」の最大アップロードサイズ超過エラー

この場合は、次の記事を参考にして最大アップロードサイズを拡張してください。

「開始」をクリック。

「All-in-One WP Migration」でインポート

しばらくすると、以下の画面になったらインポートは完了です。

「All-in-One WP Migration」でインポート

これで、「All-in-One WP Migration」を使ったエクスポート(バックアップ)→インポート(復元)は完了しました。

インポートしたサイトの確認(記事などの確認)

念のため、インポートしたサイトでWordPressの管理画面にログインできるか、確認してみましょう。

インポートにより、管理アカウントはエクスポートしたサイトのアカウントに変更されているので、注意してください。

インポートしたサイトの管理画面にアクセスし、ユーザー名、パスワード(場合によってはCAPTCHAコード)を入力し、「ログイン」します。

インポート先の画面にログインする

ログインしたら、記事やカテゴリーなどが正しくインポートされているか確認しましょう。

JetPackを使っている場合は設定/認証を行う

エクスポートとは異なるドメインにインポートする時に、Jetpackというプラグインを使っていた場合はインポート側にログインすると以下の画面が表示されることがあります。

JetPackの設定、認証を実行

インポートすることで自動でJetpackがインストールされますが、設定やWordPress.comのアカウント認証はインポート側であらためて行う必要があるため、上の画像が表示されます。

インポート先でもJetPackを使えるようにするためには、設定→認証という手順を実行します。

先の画面で「Jetpackを設定」をクリックすると、しばらくしてから設定が完了し、以下の認証画面が表示されるので、そのまま「Approve」(認証)をクリックすると、認証が完了します。

JetPackの設定、認証を実行

これで、インポート側でもJetpackが使えるようになります。

「All-in-One WP Migration」の使い方のまとめ

ここまで、WordPressのプラグイン「All-in-One WP Migration」を使ったエクスポート(バックアップ)、インポート(復元)の使いかたについて解説しました。

「All-in-One WP Migration」は、WordPressの管理画面の中だけですべて完結するのでかなり便利なプラグインです。

還じい

便利なプラグインだけど、インポート側の最大アップロードサイズには注意しましょう!

もし、インポートでアップロードサイズを超えるエラーとなった場合は、以下の記事で最大アップロードサイズを拡張しましょう!

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