【Xserver】PHPのバージョンアップでページ表示速度が改善!

PHPのバージョンアップでサイトの表示速度が劇的に改善!

この記事では、レンタルサーバーXserverでPHPのバージョンを確認する方法とバージョンアップについてくわしく解説します。

レンタルサーバーはXserverを対象としています。

「CTRL」+「D」を押すだけで、当サイト【還じいブログ】の記事がブックマークできます!

ページの表示が遅い」とか、「Googleのサイト表示測定サイトで、思ったよりスピードが出ていない」と思ったことないですか?

ページの表示速度はGoogleの評価対象であり、検索結果も影響するため、なんとしても改善をしておきたい項目です。

ページの表示速度をあげる方法としては、対策できる方法はいくつかあります。

  • WordPressのキャッシュ系プラグインをインストールする
  • 記事内の画像を圧縮する
  • 無駄なCSSやJavaScriptの削除
  • 表示速度が速いテーマを使う

ざっと考えられるだけでもこれだけの対策がありますが、対策の割には速度があがらないことが多いです。

キャッシュ系のプラグインは効果があるように思われますが、テーマの高速化やレンタルサーバーの高速化との兼ね合いで、表示がおかしくなる可能性が高いので、おすすめできません。

目次

モバイルでのページ表示のスコアがかなり悪い

僕が運営しているブログの1つにCocoonを利用しているものがあります。

このブログは以前からページ表示が遅いんじゃないかと思っていたんですが、Googleのサイト表示測定サイト(PageSpeed Insights)で測ってみたら、モバイルのスコアが「44」と、かなり表示が遅いことがわかりました。(PCは90超えていて問題なし)

ブログのサイト表示測定結果(モバイル)

冒頭でも書いた対策をいくつか試してみようにも、既に対策しているものや対策そのものが無理なものがあるので、簡単には対策できなそうです。

どう対策しようか悩んでいる時に、ふと、このブログが開設してからもう2年以上過ぎているのに、PHPのバージョンはそのままだったことに気づきました。(WordPressやテーマ、プラグインは頻繁にバージョンアップはしていたんですが)

ものは試しと、さっそくPHPを7.4にバージョンアップした結果、予想以上にページの表示速度がアップしたので、PHPのバージョンアップは簡単にできるわりには効果が大きいようです。

ちなみに、WordPressの公式サイトを見ると、PHPをバージョンアップすることでどういう効果があるのかが記載されていました。

PHPの最新バージョンは以前のバージョンよりも効率的に動作します。最新の対応バージョン (現在は7.4) にアップグレードすると、以前のバージョンに比べてパフォーマンスが最大で3倍〜4倍向上します。

Update PHP | WordPress.org 日本語

7.4にバージョンアップすることで、ページ表示速度が大幅に改善されることが期待できるということですね。

では、レンタルサーバーXserverでのPHPのバージョンアップついてくわしく解説していきます。

他のレンタルサーバーを利用されている方は、契約しているレンタルサーバーでのバージョンアップ方法を試してみてください。

XseverでPHPのバージョンをアップする方法

では、XserverでPHPのバージョンをアップする方法です。

エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

サーバーID(①)、サーバーパネルパスワード(②)を入力し、「ログインする」(③)をクリック。

XServerのサーバーパネルログイン画面

「PHP Ver.切り替え」をクリック。

XServerのサーバーパネルでPHPを7.4にバージョンアップする

PHPのバージョンアップをするドメインの「選択する」をクリック。

XServerのサーバーパネルでPHPを7.4にバージョンアップする

すると、現在のPHPのバージョンが確認できます(赤枠部分)

XServerのサーバーパネルでPHPを7.4にバージョンアップする

赤枠部分をクリックすると、バージョンの一覧が表示されるので、一番上の「推奨」となっているバージョン(ここでは7.4.13)を選択し、「変更」をクリック。

XServerのサーバーパネルでPHPを7.4にバージョンアップする

PHPのバージョンが完了したら、次の画面になります。(バージョンアップはあっという間です)

XServerのサーバーパネルでPHPを7.4にバージョンアップする

これで、PHPのバージョンが最新の7.4にアップされました。

PHPのバージョンアップ前後でサイト表示速度を比較する

PHPを7.4にバージョンアップして本当に速くなったのか実際に測定してみました。

次の画像は計測スコアで、左がバージョンアップ前で、右がバージョンアップ後の一例です。

PHPをバージョンアップする前とした後のページ表示測定結果(PC)
PHPをバージョンアップする前とした後のページ表示測定結果(PC)

計測結果にばらつきが出ないように、表示速度はそれぞれ3回計測し、その平均スコアで比較します。

計測サイトPHPバージョンアップ前(7.0.33)PHPバージョンアップ後(7.4.13)
計測スコア(モバイルサイト)44、60、36 → 平均「47」68、47、71 → 平均「62」
計測スコア(PCサイト)91、89、90 → 平均「90」96、97、96 → 平均「96」
PHPのバージョンアップによるサイト表示速度の結果比較

これ見ると、モバイルの方がかなり表示速度が改善されていますね。。(スコアの色が赤から黄に変化)

しかも、元々よかったPCの方もなにげに改善。

以上の計測結果から、PHPのバージョンを7.4にバージョンアップすると、ページの表示速度が大きく改善されることがわかりました。

もし、思ったようにサイト(ブログ)のページ表示が遅いと感じたら、ここで紹介したPHPのバージョンアップを試してみるのもいいんじゅないでしょうか。

手順も簡単なので、まずは、PHPのバージョンアップをおすすめします!

まだGoogleのページ表示速度サイトを使ったことがない方は、この機会に自分のサイト(ブログ)の表示速度がどの程度なのか確認してみましょう。

Googleのページ表示測定サイト

「CTRL」+「D」を押すだけで、当サイト【還じいブログ】の記事がブックマークできます!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次