この記事では、XserverのサーバーパネルでWordPress、テーマをインストールする2つの手順について解説します。
レンタルサーバーは、Xserverが対象です。
この記事では、Xserverのサーバーパネルにログインし、ツールを使ってWordPress、テーマをインストールする方法について解説します。
インストールテーマやインストール先などについては、以下の表を参照ください。
インストール先 | ドメイン直下または、ドメイン配下のサブディレクトリ |
インストールできるテーマ | XWRITE/Cocoon/Lightning/SWELL ※SWELLはXServer経由での購入が必須(後述参照) |
WordPressとテーマの同時インストール | 可能(新規サイトへのインストール) |
テーマのみインストール | 可能(既存サイトへのインストール) |
- 新規サイト
-
ドメイン設定済みだが、まだWordPressがインストールされていないサイト
- 既存サイト
-
WordPressがインストール済みのサイト
各テーマの詳細はこちら(タップできます)
Xserverの「WordPress簡単インストール」ページより引用
- XWRITE(1年間無料)
エックスサーバー開発のブログ用テーマ。シンプルな画面操作のため初心者におすすめ。
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- Cocoon(無料)
200万DL突破の大人気ブログ用テーマ。SEO・高速化などに最適化されている。
- Lightning(無料)
ビジネスサイトが簡単に作れるテーマ。用途に応じたカスタマイズが可能。
- SWELL(有料:Xserver経由だと5%の割引価格で購入可)
シンプルかつ洗練されたデザインのテーマ。多機能ながらも直感的な操作が可能。
XserverでSWELLを割引価格で購入
Xserverのサーバーパネルでは、有料テーマのSWELLをWordPressと同時にインストールことができます。
Xserverからテーマを購入することが前提となっていますが、Xserverから購入すると割引価格で購入できるので、かなりお得です。
Xserver経由からのSWELLの購入方法については、以下の記事に詳しく書いています。
※Xserver経由だと標準価格から5%の割引で購入可
もし、SWELLの購入を検討しているのであれば、安く購入できてWordPressと一緒にインストールできるので、Xserver経由からの購入がおすすめです。
テーマを同時にインストールできるメリット
通常、WordPressのテーマは手作業により以下の手順でインストールを行います。
- 公式サイトからテーマファイルをダウンロード
- サーバーにテーマファイルをアップロード
- インストール(親、子)
慣れている人でも手作業でのインストールはそれなりに時間がかかかるんですよね。
その点、Xserverの「WordPress簡単インスト―ル」を使うと、インストールしたいテーマを選択するだけで、WordPressと一緒にインストールができます。
手作業でのインストール作業が省けるだけででも、大きなメリットだといえるんじゃないでしょうか。
次のステップから、WordPress、テーマのインストール方法を以下の手順に沿って解説します。
WordPressとテーマを同時にインストールする
XServeerで、WordPressとテーマを同時にインストールする方法です。
インストールできるテーマは、XWRITE/Cocoon/Lightning/SWELLから選択できます。
ここでは、テーマにSWELLを選択してインストールしますが、他のテーマでも同じ手順です。
エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
サーバーパネル – ログイン | レンタルサーバーならエックスサーバー
サーバーID(①)、サーバーパネルパスワード(②)を入力し、「ログインする」(③)をクリック。

「WordPress簡単インストール」をクリック。

「ドメイン選択画面」で、新規にWordPressをインストールするドメインにある「選択する」をクリック。

WordPressインスト―ル画面(前半)
「WordPressインストール」のタブ(①)を選択し、②~⑥に入力をします。
※②~⑥の入力項目については、下の表を参照ください。

② | サブディレクトリにインストールする場合は、サブディレクトリ名を入力。 |
③ | WordPressの管理画面の「設定」→「一般」→「サイトのタイトル」で入力する項目です。 ブログのヘッダーに表示されるタイトルで、後でも変更可能。 |
④ | 管理画面でログインする時のユーザー名を入力。 |
⑤ | 管理画面にログインする時のパスワードを入力。 |
⑥ | 管理者のメールアドレスです。 問い合わせ、コメントなどは、このアドレス宛にメールが送信されます。 |
WordPressインスト―ル画面(後半)
インストールするテーマ(⑦)を選択します。
Cocoon/Lightning/SWELLを選択した場合は、テーマオプション(⑧)は「子テーマをインストールする」にチェックがついていることを確認し、「確認画面へ進む」(⑨)をクリックします。

⑦ | インストールするテーマを選択。 |
⑧ | Cocoon/Lightning/SWELLを選択した場合にチェック。 |
⑨ | 「確認画面へ進む」をクリック。 |
XserverからSWELLの購入が完了していないと、⑦でSWELLは選択できません。
購入については、以下の記事を参考に購入してください。
入力内容に間違いがないことを確認して、「インストールする」をクリック。


WordPressの管理画面にログインできるか確認する
最後に、念のため管理画面にログインできることを確認しましょう。
前の画面の管理画面URLをクリックし、管理画面のページに移動します。
画面で入力した「ユーザー名」と「パスワード」でログインできることを確認します。

WordPressの管理画面に無事ログインできると、次のように管理画面(ダッシュボード)が表示されます。(SWELLをインストールした場合)

SWELLをインストールした場合
上の画面で、「SWELLのユーザー認証が完了していません。」と表示されているように、SWELLの場合は「アクティベート設定」が必要です。
アクティベートが未完了の状態では今後アップデートができないので、以下の記事を参考にして、アクティベート設定を行ってください。
テーマのみインストールする
続いては、WordPressがインストール済みのサイトにテーマのみインストールする方法です。
既にWordPressをインストール済のサイトに、後からテーマのみをインストールする場合はこちらの方法を使います。
エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
サーバーパネル – ログイン | レンタルサーバーならエックスサーバー
サーバーID(①)、サーバーパネルパスワード(②)を入力し、「ログインする」(③)をクリック。

「WordPressテーマ管理」をクリック。

「ドメイン選択画面」で、WordPressがインストール済みとなっているドメインの「選択する」をクリック。

「WordPress簡単移行」を使って、他サーバーから移行(引っ越し)をしたドメイン(サイト)は表示されません。
「WordPress簡単インストール」を使ってインストールしたサイト(ドメイン)のみ、上記画面に表示されます。
サブディレクトリにインストールする場合は、サブディレクトリが作成済のサイトURLを選択(①)
「テーマ」のプルダウンメニュー(②)をクリックし、インストールするテーマ(③)を選択します。

XserverからSWELLの購入が完了していないと、③テーマ一覧にSWELLは表示されません。
購入については、以下の記事を参考に購入してください。
Cocoon/Lightning/SWELLの場合は、「子テーマをインストールする」のチェックが付いていることを確認し、「確認画面へ進む」をクリック。

「インストールする」をクリック。


まとめ
Xserverのサーバーパネルを使って、WordPress、テーマをインストールする2つの手順を解説しました。
SWELLの場合は事前にXserverから購入する必要がありますが、WordPressと同時にテーマもインストールできるため、ブログの開設にかかる時間を大幅に短縮することができます。
(Cocoonは無料テーマなので、購入の必要もありません)
また、Xserverの場合は、WordPressがインストール済みの既存サイトにテーマだけインストールする場合も、簡単にインストールすることができます。
レンタルサーバーにXserverを使っている場合は、積極的にサーバーパネルを使ってインストールしましょう!