この記事では、プラグインでA8.netのアフィリリンクと広告掲載URLを一括でCSV出力した時の手順について、くわしく解説していきます。
さらに、出力されたCSVを修正してA8.netへ提出(アップロード)したところまでを手順にしています。
12/7に、「【重要】広告掲載URLの提出開始についてのお知らせ」というタイトルの案内が来ていました。
A8.netの「【重要】広告掲載URLの提出開始についてのお知らせ」
出典:【重要】広告掲載URLの提出開始についてのお知らせ – A8スタッフブログ (a8pr.jp)
これ、何かというと、
A8.netの広告(アフィリエイトリンクなど)を記事の中に貼っている人は、「プログラムID」と「リンクを貼っている記事のURL」をすべて教えて(提出)ください!
というものです。
アフィリエイトリンクを大量に使っている人多いと思うので、対応するのにかなりの時間がかかると思うんですけど、、、、
また、いくつかのサイトでリンク使っている人は、すべてのサイトを調べないといけません。
この記事では、以下の手順でA8.netへ広告記載URLを提出していきます。
- プラグインでサイト内の全アフィリエイトリンクとURLを抽出
- 抽出した情報をCSVでダウンロード
- ダウンロードしたCSVを修正して提出(アップロード)
ちなみに、使用するプラグインはSWELLの開発をされている方が無償でリリースしています。
テーマに依存しないプラグインなので、どのテーマでも関係なく使えますよ!
大量にリンクを使っている人は、このプラグインを使って提出にかかる面倒な作業をサクッと終わらせましょう!
全ページに広告を表示している場合
サイドバーやお知らせバーなどにアフィリリンク(バナー、ボタン含む)を貼り付けている場合、すべてのページに同じ広告が表示されてしまいますが、この場合はトップページのURLだけの提出でいいようです。
出典:Webサイトの共通表示エリアへ広告掲載をしている場合、全ページのURL提出が必要でしょうか?
でも、全ページの広告以外にページごとに異なる広告を掲載していると思うので、以降のプラグインを使った手順に進んだ方がいいでしょう。
プラグインの動作仕様
今回使うプラグイン「Afilink Extractor」は、「リンクを抽出」→「CSVダウンロード」のボタンを押すだけです。
「リンクを抽出」ボタンを押した時に、サイト内の投稿を検索してアフィリリンクに関する以下の項目を抽出してくれます。
しかも、パターン(再利用ブロック)やタグ(ショートコード)なども、ちゃんと抽出してくれる優れものです。
面倒な抽出作業をやってくれるプラグインには感謝ですね。
プラグインのインストール
では、プラグイン「Afilink Extractor」をインストールします。
以下のGitHubのサイトにアクセスし、「afilink-extractor-1.0.0.zip」をクリックして、適当なフォルダにZIPファイルを保存。
※バージョンアップによりバージョン(1.0.0)の数字が増えることがあります。
管理画面メニュー「プラグイン」の「新規追加」(新規プラグインを追加)(①)をクリック。
「プラグインのアップロード」(①)をクリックし、「ファイルを選択」ボタン(②)の上に、保存したZIPファイルをドラッグ&ドロップ。
※「ファイルを選択」ボタンを押して、ZIPファイルを選択してもOK。
プラグインのインストールが完了するので、「プラグインを有効化」をクリック。
アフィリエイトリンク情報を抽出
サイト内の全アフィリエイトリンクの情報を抽出してみます。
WordPress管理メニューの「a8リンク抽出」をクリック。
「リンクを抽出」をクリック。
抽出情報をCSVでダウンロード
「CSVダウンロード」ボタンを押して、抽出したアフィリリンク情報(CSVファイル)を適当なフォルダに保存します。
提出用のCSVファイルを準備する
CSVを提出(アップロード)する前に、A8.netのフォーマットにあわせて修正し、文字コードをUTF-8に変換していきます。
以下のページは、A8.netの会員サイトにログインしないと参照できません。
出典:広告掲載URL管理
修正が難しい、修正が面倒であれば、
ダウンロードしたCSVをそのまま提出してもいいような気がしますが、でも、どうなんでしょうかね。
修正しなくても、OKであれば、、、
修正しないで提出するのが不安な人は、以降の手順に進んでください。
修正はちょっと面倒なので、エクセルをおすすめします。(Googleのスプレッドシートでも可)
また、フリーのテキストエディタ「サクラエディタ」を使った修正の手順も書いてみたので、参考にしてください。
ダウンロードしたCSVを修正する【エクセル編】
エクセルでCSVを修正していきます。
CSVの修正①(不要な列、行を削除)
エクセルでCSVを開き、1行目のヘッダー行と、3列目の「使用リンク」の列を削除します。
CSVの修正②(列の入れ替え)
A列(記事url)とB列(プラグラムID)を入れ替えます。
B列全体を選択(①)し、「SHIFT」キーを押しながらドラッグ(②)して、A列の左にドロップ。
CSVの修正③(重複行を削除)
重複行を削除します(重複がなければこの手順は不要)
以下の① ~ ④)の順でクリックし、重複が見つかった場合は「OK」をクリック。
- 「行列の左上の交差部分」
- 「データ」タブ
- 「重複の削除」
- 「OK」
CSVの文字コードをUTF-8で保存
最後に、CSV内の文字コードをUTF-8に変換して、別名で保存します。
「F12」キー(①)を押し、名前を入力したら「ファイルの種類」で「CSV UTF-8(コンマ区切り)(*.csv)」を選択(②)し、「保存」(③)をクリック。
ダウンロードしたCSVを修正する【サクラエディタ編】
フリーのテキストエディタ「サクラエディタ」を使って、CSVを修正していきます。
サクラエディタ―を準備する
インストール不要のポータブル版をダウンロード→起動し、CSVフォーマットを見やすいように設定変更します。
以下のサイトにアクセスして最新版(赤枠部分)をクリックすると、ダウンロードが始まるので適当なフォルダに保存します。
保存したZIPファイルを解凍し、「sakura.exe」を起動。
CSVを読み込んだ時に、各列がきれいに揃うように設定変更をします。
「設定」→「タイプ別設定一覧」とクリック。
「追加」(①)→「設定XX」(②)→「設定変更」(③)とクリック。
赤枠部分を以下のように入力/選択し、「OK」をクリック。
設定変更したので、必ずサクラエディタを再起動してください。
CSVの修正①(不要な列を削除)
ここでは例として、サンプルのCSVを使用します。
保存していたCSVファイルを、サクラエディタにドラッグ&ドロップすると、以下のように読み込まれます。
次に、3列目(使用リンク)を「矩形選択」で選択してから削除します。
CSVの修正②(列の入れ替え)
3列目が削除されたので、1列目(記事url)と2列目(プログラムID)を入れ替えます。
2列目(プログラムID)を「矩形選択」し、切り取ります。
1列目の左端(文字がないところ)で、幅が0になるように「矩形選択」し、貼り付けます。
わかりづらいですが、赤の縦線の部分で幅がないように矩形選択します。
正しく選択されると、ステータスバーに「0 col(0px) * N Lines selectd.」と表示されます(Nは行数)
CSVの修正③(不要な行を削除)
1行目(ヘッダー行)を削除します。
行番号の「1」の部分をクリックし、削除。
CSVの修正④(重複行を削除)
最後に、重複行(プラグラムID、記事urlとも同じ行)を除外します。
① ~ ③の順番でショートカットキーを押します。
- 「CTRL」 + 「A」 ※全選択
- 「ALT」 + 「A」 ※ソート
- 「ALT」 + 「M」 ※重複削除
重複行があれば、「N行をマージしました。」とメッセージが表示されます。
CSVの文字コードをUTF-8で保存
CSVの文字コードをUTF-8に変更して保存します。
「ファイル」→「名前を付けて保存」とクリック。
文字コードセットは「UTF-8」を選択し、「BOM」にチェックをつけて「保存」をクリック。
CSVをA8.netにアップロード(提出)
修正したCSVをA8.netに提出(アップロード)します。
A8.netの会員サイトにログイン。
「プログラム管理」メニューの一番下にある「広告掲載URL管理」をクリック。
「CSVアップロードで一括提出する」の中にある「ファイルを選択」ボタン(①)をクリックし、CSVファイルを選択して「開く」ボタン(②)をクリック。
「アップロード」ボタンをクリック。
まとめ
今回のA8.netの提出依頼は、ステマ規制対応に関連する依頼のようです。
手作業で全アフィリエイトを抽出するのはものすごく効率が悪いので、今回紹介したプラグイン「Afilink Extractor」を使って、サクッと提出を完了させましょう!
A8.netへ提出したあとに広告の表示が増えても、再度「Afilink Extractor」を使えば簡単に再提出できますよ!
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