この記事では、仕組みが変更されたアドセンスの全面広告について、くわしく解説していきます。
昨日10/24に、Googleから「AdSense の全画面広告の管理方法が変わります」というタイトルのメールが届きました。(以下参照)
10/23から「自動広告の全画面広告フォーマットの仕組みが変わり」という主旨のことが書かれていましたが、あまり気にしてなくてそのまま放置。
すると、昨日(10/24)からアドセンス収益がかなり増えていたことに気づきました。
既に「全画面広告」を有効にしている場合は、何もしてなくても収益が増えているはずですよ。
なにがあったのか?
この記事では、以下の内容を書いているので、ぜひ参考にしてください。
- 「全画面広告」の表示方法がどのように変わったのか。
- 「全画面広告」の設定方法(表示ON/表示頻度)
- 「全画面広告」の表示数を確認する(仕組みの変更でどの程度増えたのか)
僕が運営しているアドセンスブログでは、「THE MONEYTIZER」というGoogleとは別の広告配信サービスも併用して、広告による収益アップを目指しています。
※「THE MONEYTIZER」は、広告が表示されるだけで収益になる配信サービスを提供
自動広告の「全画面広告」の表示方法が変わった
Googleのアドセンスを利用している人は、10/24ぐらいにメールが届いているはずです。
「AdSense での収益化の仕組みが更新されます」というタイトルのメールを確認してください。
変更点に書かれているポイントは、以下の記述ですかね。
ユーザーがページから離れたときまたは再び訪問したときに、全画面広告が表示されるようになりました。
ページに訪問した人が、いわゆる、ブラウザバック(ブラウザ戻るボタン押下)した時か、再度ページに訪問した時に、「全画面広告」が表示されるようになりますよ、ということですね。
今回の変更では、記事内に余計に広告が表示されるわけではないので、記事を読んでいる時に離脱が増えるということはないと思います。
ただ、全体的に「全画面広告」の表示が増えるので、それが嫌な人にはありがたくない仕組みかもしれないですね。
ちなみに、既に全画面広告が「ON」であれば、自動でブラウザバック時に「全画面広告」が表示されるようになります。
僕の場合は、今回の変更で「全画面広告」の表示回数、収益ともに増えていました。
おそらく、「全画面広告」をONにしている人は、同様に「全画面広告」の表示数、収益とも増えているはずです。
「全画面広告」を有効にして収益増加を狙う
「全画面広告」を表示させたくない場合を除いて、「全画面広告」の表示を有効(ON)にすることで、収益を増やすことができます。
「全画面広告」を有効(ON)にする方法
まずは、アドセンスが管理画面にログインしておきます。
メニューの「広告」をクリック。
サイトの右にある「鉛筆」マークをクリック。
メニューの「オーバーレイフォーマット」をクリック。
「全画面広告」にチェックをつけます。
必要であれば「全画面広告の表示頻度」を変更
「全画面広告の表示頻度」の変更が必要であれば、変更します。
時間を極端に短くすると「全画面広告」が表示される頻度が高くなり、読者の離脱に繋がることもあります。
よく考えて調整しましょう。(以下の画像と説明を参照してください)
「全画面広告の表示頻度」について(画像参照)
全画面広告がONになっている画面(①)が表示された状態から、別な画面(②)に切り替えて、再度、画面①に戻った時に、「全画面広告の表示頻度」の時間を過ぎていた場合、「全画面広告」が表示されます。
よく画面を切り替えるような使い方をする場合、「全画面広告の表示頻度」の時間が短いとかなりの割合で画面切り替えのたびに「全画面広告」が表示されます。(必ずしもこの通りになるとは限らない)
人によってはこの動作がわずらわしく感じ、離脱に繋がることもあるでしょう。
画面を戻すたびに「全画面広告」が出るからウザい!
収益を増やすことを優先するのか、離脱防止を優先するのか。
どちらを優先するかで「全画面広告の表示頻度」の時間は変わるので、よく考えて設定する必要があります。
よくわからない場合は、デフォルトのままでいいと思います。
手順に戻って、
上にある「←」をクリック
下にある「サイトに適用」をクリック。
「今すぐ適用」を選択し、「保存」をクリック。
いきなり「適用」するのではなく、テストをしたい場合は「最初にテストを実施」を選択してください。
「全画面広告」の表示数をレポートで確認する
新しい仕組みによって、「全画面広告」の表示数や収益がどのくらい増えたのか確認してみましょう。
アドセンス管理画面のメニュー「レポート」をクリック。
「広告フォーマット」をクリック。
「内訳」の「リクエストされたフォーマット」(①)をクリックし、「日付」(②)を選択。
「表示回数」(①)→「フィルタ」アイコン(②)をクリックし、「広告フォーマット」(③)を選択。
「全画面」(①)→「適用」(②)をクリック。
これで表示回数のグラフが表示されます。
この時、仕組みが変更された時期(10/23頃)がグラフの表示範囲に収まっていればいいですが、、収まっていない場合は表示範囲に入るように次の手順で日付を絞り込みます。
「カスタム」をクリックし、表示回数を表示する範囲(開始日付①~終了日付②)をカレンダーから選択し、「適用」(③)をクリック。
※ここでは、10/23ぐらいから表示回数が増えているであろうということで10/15~10/31を範囲に指定。
まとめ
- 「全画面広告表示」がブラウザバックや再訪問でも表示されるように変更された。
- ただし、「自動広告」、「全画面広告」が有効になっている必要がある。
- 元々「全画面広告」が有効になっている場合は、設定変更は特に必要なし。
僕が運営しているアドセンスブログでは、「THE MONEYTIZER」というGoogleとは別の広告配信サービスも併用して、広告による収益アップを目指しています。
※「THE MONEYTIZER」は、広告が表示されるだけで収益になる配信サービスを提供
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