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この記事では、エックスサーバーで、Webサイトを削除する方法(WordPress/DB/ドメインの削除)とドメインを解約する方法について解説します。
レンタルサーバーは、エックスサーバーが対象です。
2024.02.27)DB接続ユーザーの削除手順が漏れていたので追記。
2024.03.12)ドメイン削除に「初期化」の手順を追記。
2024.03.29)削除する順番を変更
2024.04.20)ドメインの解約手順を追加
2024.10.06)MySQLユーザーの共有利用の確認方法を修正(「DB(MySQL)の削除」参照)
サイト開設後に不要となったサイトは、サーバーパネルでWordPress(サイト)を削除することができます。
ただ、今のレンタルサーバーはHDの容量が大きかったり、DBも十分な数が作れるプランがほとんどなので、あえてリスクのある削除をしなくても、放置でもいいんじゃないかと思います。
とは言っても、不要サイトが大量に残ってしまうことでゴミとして残ったドメイン、DBがあふれてしまうので、サーバパネルで間違った操作をすることも考えられます。
操作誤りを避けるためにも、できれば不要サイトは削除していきましょう。
注意!
DBやDB接続ユーザまできちんと削除しないと、DB接続ユーザー数の上限に達してWordPressがインストールできなくなることがありますよ!
もし、同じドメインでサイトを作り直したい場合は、ドメインの「削除」ではなく「初期化」をすれば、「ドメインの追加(設定)」は不要で、すぐにWordPressがインストールできます。
「初期化」の手順は「ドメインを削除する」を参照ください。
なお、Webサイトの削除は次の手順で進めます。
エックスサーバーでWebサイトを削除する場合の参考にしてください!
WordPressをアンインストールする
まずは、WordPressをアンインストールします。
アンインストールすることで、サーバーストレージに保存されているWebの領域が削除されます。
以下のサーバーパネルのURLにアクセスして、ログインします。
「WordPress簡単インストール」をクリック。
削除するWebサイト(ドメイン)の「選択する」をクリック。
DBの削除に必要なMySQLの「データベース名」と「ユーザー名」をメモしたら、「削除」をクリック。
「データベース名」、「ユーザー名」は、DBの削除で必要となるので、必ずメモを取って忘れないようにしてください。
「アンインストールする」をクリック。
DB(データベース)を削除する
続いては、DB(データベース)の削除です。
データベースの削除では、DB本体(MySQL) → DB接続ユーザー(MySQLユーザー)と削除していきます。
Webサイト(WordPress)を削除するためには、DB本体、DB接続ユーザーを必ずセットで削除する必要があります。
DB(MySQL)の削除
「MySQL設定」をクリック。
MySQLユーザーの共有利用について
エックスサーバーでは、DB接続ユーザー(MySQLユーザー)を他のデーターベースと共有利用できます。
共有利用しているMySQLユーザーは削除できないので、必ず共有利用の確認をしてください。
共有利用の確認作業(タップで詳細を展開)
全データベースの「アクセス権所有ユーザー」のプルダウンメニューをクリックし、メモしていたユーザーが他にもいないか確認します。
他にユーザーがいた場合はこのユーザーは共有利用ユーザーとしてメモして、そのまま次に進んでください。
メモしていた「データベース名」、「ユーザー名」が一致するデータベースの「削除」をクリック。
「削除する」をクリック。
DBの容量にもよりますが、完了画面が表示されまでしばらく時間がかかることがあります。
時間がかかっても、完了するまでじっと待ちましょう。(僕が実際に削除したDBの場合は1分ぐらいかかっていました)
DB接続ユーザー(MySQLユーザー)の削除
続いては、DB接続ユーザー(MySQLユーザー)を削除します。
「MySQLユーザー一覧」タブをクリックし、メモしていた「ユーザー名」の「削除」をクリック。
「削除する」をクリック。
ドメインを削除/初期化する
最後にドメインを削除します。
「ドメイン設定」をクリック。
ドメインを削除する
ドメインを完全に削除する場合の手順です。
ドメインの解約や、他社にドメイン移管する場合も、この手順で削除してください。
ドメインを削除すると、
ドメインに関連する設定が全て削除されるので、Webサイトを作り直したい場合は、「ドメイン設定」からのやり直しとなりますす。
もし、同じドメインでWebサイトの作り直し(WordPressの再インストール)をしたい場合は、「ドメインを初期化する」の方に進んでください。
削除するドメインの「削除」をクリック。
「削除する」をクリック。
ドメインを初期化する
ドメインを初期化する場合の手順です。
同じドメインでWebサイトを作り直したい場合は、こちらを実行します。
対象のドメインの「初期化」をクリック。
「ドメイン設定の初期化」を選択し、「確認画面へ進む」をクリック。
「実行する」をクリック。
サブディレクトリがある場合、サブディレクトリのWeb領域も同時に削除されるので、注意してください。
ドメインを解約する
ドメインの解約手順については、以下の記事に詳しく書いているので参考にしてください。
なお、「XServerアカウント」にログインしてからの手続きとなります。
まとめ
エックスサーバーでWebサイトを削除する手順は、以下のようになります。
削除する時の注意点として、DB(データベース)を削除する場合は誤って他のDBを削除しないようにきちんとDB名とユーザー名を確認してください。
DBやDB接続ユーザまできちんと削除しないと、DB接続ユーザー数の上限に達してWordPressがインストールできなくなることがありますよ!
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