【ロリポップ】Webサイトを削除する(WordPress/DB/ドメインの削除・解約)

【ロリポップ】Webサイトを削除する(WordPress/DB/ドメインの削除、ドメイン解約)

この記事では、ロリポップで、Webサイトを削除する方法(WordPress/DB/ドメインの削除)とドメインを解約する方法について解説します。

レンタルサーバーは、ロリポップが対象です。

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修正履歴

2024.06.07) 手順の漏れなども含めて、わかりやすい手順に修正。

2024.08.05) データベースの確認手順の修正と、ドメインの削除・解約方法を追加。

2024.08.14) Webサイトフォルダ(公開フォルダ)の手順を詳しくした。

不要となったWordPressのWebサイトを削除する場合、手順としてはWordPressと関連するDB(データベース)セットで削除することになります。

WordPressの削除だけでも外部からはアクセスできなくなりますが、データベースが使える上限数(スタンダードプランで100個)があるので、データベースもかならず削除するようにしましょう。

この記事では、ロリポップでWebサイト(WordPressデータ+データベース)を削除する手順を詳しく解説していきます。

ロリポップの契約を解約したい場合は、次の記事が参考になります。

この記事では以下の手順にそってWebサイトの削除をするので、ぜひ参考にしてください!

ロリポップの関連記事

ロリポップの使い方の記事を中心にまとめているので、参考にしてください。

目次

WordPressを削除

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ロリポップの公式サイトにも、WordPressを削除する手順のページが用意されているので、こちらも参考にしてください。
WordPress(ワードプレス)の削除方法

どのフォルダにWordPressをインストールかによってWordPressの削除手順が変わるので、まずは公開フォルダの場所を確認します。

Webサイトの公開フォルダを確認

独自ドメイン設定の画面を確認します。

以下のロリポップのユーザー専用ページにアクセスし、ログインします。

ロリポップ!ユーザー専用ページ

左のメニューから「サーバーの管理・設定」→「独自ドメイン設定」とクリック。

Webサイトの公開フォルダを確認
Webサイトの公開フォルダを確認

削除したいWebサイト(ドメイン)の「公開(アップロード)フォルダ」の入力状態によって、WordPressの削除手順が異なります。(以下の表参照)

公開(アップロード)フォルダWordPressの削除
フォルダ名が入力済公開フォルダを削除に進む
フォルダ名が未入力ルートフォルダ配下のWebデータを削除に進む
公開フォルダ名の入力状態

Webサイトデータを削除

公開フォルダ名の入力状態別に、WordPress(Webサイトデータ)を削除します。

公開フォルダを削除

公開フォルダ名が入力済みの場合は、そのフォルダを丸ごと削除するだけなので簡単に削除できます。

【注意】
公開フォルダを削除すると、フォルダ配下にWordPressと関係ないアプリやデータがある場合、それらも一緒に削除されます。
必要であれば事前にバックアップをしてください。

左のメニューから「サーバーの管理・設定」→「ロリポップ!FTP」とクリック。

Webサイトの公開フォルダを削除

Webサイトフォルダ(公開フォルダ)をクリックし、その配下を確認します。

Webサイトの公開フォルダ配下を確認する

Webサイトフォルダ(公開フォルダ)配下に、WordPressの関連フォルダ/ファイル以外で、削除してはいけないフォルダ/ファイルがないか確認します。

Webサイトの公開フォルダ配下を確認する

削除してはいけないファイル/フォルダがあった場合、

以下をタップして、書かれているWordPressの関連ファイル/フォルダと同じものを選択して、下にある「削除する」ボタンで削除します。(WordPress関連ファイル/フォルダはロリポップのマニュアルに記載されていたもの)

削除するWordPressのファルダ/ファイル(ここをタップ)

wp-adminフォルダ
wp-contentフォルダ
wp-includesフォルダ
index.php
license.txt
readme-ja.html  ※インストールされていないこともあります
readme.html
wp-activate.php
wp-blog-header.php
wp-comments-post.php
wp-config-sample.php
wp-config.php
wp-cron.php
wp-links-opml.php
wp-load.php
wp-login.php
wp-mail.php
wp-settings.php
wp-signup.php
wp-trackback.php
xmlrpc.php

引用元:WordPress(ワードプレス)の削除 – ロリポップ!レンタルサーバー

削除が完了したら、「DB(データベース)を削除」に進んでください。

Webサイトフォルダ(公開フォルダ)配下を全て削除していい場合は、Webサイトフォルダ(公開フォルダ)にチェックをつけて、上か下の「削除する」をクリック。

Webサイトの公開フォルダを削除

「OK」をクリックすると削除が開始されます。(時間がかかる場合があります)

WordPressのサイトフォルダを削除
Webサイトフォルダ(公開フォルダ)の削除が完了

上の画面のように「指定ファイルを削除しました。」と表示されたら、Webサイトフォルダ(公開フォルダ)の削除が完了です。

削除が完了せずにエラーが表示された場合、

タイムアウトで削除処理が中断しているので、「ロリポップ!FTP」画面に戻って再度Webサイトフォルダ(公開フォルダ)を削除してください。

Webサイトフォルダ(公開フォルダ)の削除で表示されるエラー画面

ルートフォルダ配下のWebデータを削除

続いては、公開フォルダ名が未入力だった場合の削除手順です。

未入力の場合は、WordPressはルートディレクトリにインストールされます。

ルートディレクトリ配下には他のサイトのフォルダなどがあるので、関係ないファイルも削除しないようように十分に注意して削除する必要があります。

誤って関係ないファイルを削除すると他のサイトに影響します。

左のメニューから「サーバーの管理・設定」→「ロリポップ!FTP」とクリック。

ルートフォルダ配下のWebデータを削除
削除するWordPressのファルダ/ファイル(ここをタップ)

wp-adminフォルダ
wp-contentフォルダ
wp-includesフォルダ
index.php
license.txt
readme-ja.html  ※インストールされていないこともあります
readme.html
wp-activate.php
wp-blog-header.php
wp-comments-post.php
wp-config-sample.php
wp-config.php
wp-cron.php
wp-links-opml.php
wp-load.php
wp-login.php
wp-mail.php
wp-settings.php
wp-signup.php
wp-trackback.php
xmlrpc.php

引用元:WordPress(ワードプレス)の削除 – ロリポップ!レンタルサーバー

上記、「削除するWordPressのファルダ/ファイル」に該当するものにチェックをつけて「削除する」をクリックします。

ルートフォルダ配下のWebデータを削除

「OK」をクリック。

ルートフォルダ配下のWebデータを削除

削除が完了せずにエラーが表示された場合、

タイムアウトで削除処理が中断しているので、「ロリポップ!FTP」画面に戻って残っているフォルダ/ファイルを選択し、削除してください。

Webサイトフォルダ(公開フォルダ)の削除で表示されるエラー画面

これで、ルートフォルダ配下のWebデータが削除されました。

DB(データベース)を削除

次はDB(データベース)を削除していきますが、対象のデータベース名を確認してから削除します。

削除するDBの確認

削除したWebサイトが、「WordPress簡単インストール」でインストールされたサイトなのか、「WordPress簡単引っ越し」で移行したサイトなのか、それによってDBの確認手順が異なります。

該当する方法に進んでください。

「WordPress簡単インストール」のDB確認

「WordPress簡単インストール」の場合、インストール時にデータベースを共有指定したかどうかでDBの削除手順が異なるので、共有の確認が必須です。

還じい

共有確認はちょっと面倒ですよ!

「サイト作成ツール」→「WordPress簡単インストール」とクリック。

「WordPress簡単インストール」のインストール履歴画面を確認する
「WordPress簡単インストール」のインストール履歴画面を確認する

一番下にある履歴の画面で、さきほど削除したWebサイトの利用データベースをメモします。

次に、データベースの共有確認をします。

左のメニューから「サーバーの管理・設定」→「データベース」とクリック。

「WordPress簡単インストール」のインストール履歴画面を確認する
「WordPress簡単インストール」でインストールされたデータベースの共有確認をする

メモしたデータベース名が他にもないか(共有されていないか)を確認します。

還じい

「CTRL」+「F」でデータベース名を検索すると同じ名前ががあるかすぐにわかりますよ!

共有されていたら、

「WordPress簡単インストール」の履歴画面に戻って、さきほど削除したWebサイトのテーブル接頭辞をメモしてください。

データベースが共有されていたら、テーブル接頭辞をメモする

共有の確認の結果、該当する手順に進んでください。

データベースの共有DBデータの削除
共有していなかったDBの削除に進む
共有していた
※利用データベース以外にテーブル接頭辞もメモ
共有DB内のテーブル削除に進む
データーベースの共有

「WordPress簡単引っ越し」のDB確認

他社のサーバーから「WordPress簡単引っ越し」でWebサイトを移行した時の、データベース名の確認手順です。

「サイト作成ツール」→「WordPress簡単引っ越し」とクリック。

「WordPress簡単インストール」のインストール履歴画面を確認する
「WordPress簡単インストール」のインストール履歴画面を確認する

一番下にある履歴の画面で、さきほど削除したWebサイトの利用データベース名をメモします。

DBまたはテーブルの削除

データベースの共有していない場合は、DBをそのまま削除し、共有していた場合は共有していたデータベースの中のテーブルを削除します。

DBの削除

データベースが共有されていなかった場合は、対象のDBそのものを削除するだけなので簡単です。

左のメニューから「サーバーの管理・設定」→「データベース」とクリック。

DBの削除

メモをしていた「利用データベース」の「操作する」をクリック。

DBの削除

「データベース削除」をクリック。

DBの削除

「OK」をクリック。

DBの削除

これで、DBが削除されました。

共有DB内のテーブルの削除

削除したWebサイトのデータベースが、他のWebサイトと共有されていた場合の削除手順です。

共有しているデータベースに接続して、メモしたテーブル接頭辞に一致するテーブルを削除するのでちょっと面倒です。

誤って他のサイトが使っているテーブルを削除しないように、慎重に操作してください。

左のメニューから「サーバーの管理・設定」→「データベース」とクリック。

共有DB内のテーブル削除

メモをしていた「利用データベース」の下にある、データベースホスト、ユーザー名をメモして「操作する」をクリック。

共有DB内のテーブル削除

「パスワード確認」(①)を押すと、別画面が表示されるので、「パスワード」(②)をメモし、「OK」(③)をクリックし、戻った画面で「phpMyAdminを開く」(④)をクリック。

共有DB内のテーブル削除

phpMyAdmin画面が開くので、メモしていた「ユーザー名」、「パスワード」を入力し、サーバーの選択では、メモしていた「データベースホスト」を選択して、「実行」をクリックします。

共有DB内のテーブル削除

メモしていた「利用データベース」をクリック。

共有DB内のテーブル削除

テーブルの一覧から、メモしていた「テーブル接頭辞」で始まるテーブルだけをチェックします。

共有DB内のテーブル削除

「削除」を選択します。

共有DB内のテーブル削除

「はい」をクリック。

共有DB内のテーブル削除

これで、共有DB内のテーブルが削除されました。

ドメインを削除(解除)

ムームードメインの公式マニュアル

ドメインの削除は、以下の公式マニュアルの「独自ドメイン設定の解除方法」も参考にしてください。

ドメインを削除する手順ですが、ロリポップの場合は削除ではなく「解除」という操作になります。

左のメニューから「サーバーの管理・設定」→「独自ドメイン設定」とクリック。

ロリポップでドメインを削除(解除)する

削除したWebサイトをチェックし、「ドメイン解除」をクリック。

ロリポップでドメインを削除(解除)する

「OK」をクリック。
※ドメインに紐づくメールアドレス、サブドメインも削除されるので注意してください。

ロリポップでドメインを削除(解除)する
ロリポップでドメインを削除(解除)する

これでドメインの削除(解除)が完了しました。

ドメインを解約

ロリポップの契約を解約したい場合は、次の記事が参考になります。

削除したドメインを今後も使う予定がない場合、ドメインの契約を解除します。

ドメインは、自動更新設定の解除→ドメイン契約の解約の手順で解約となります。

ドメインの解約はムームードメインのコントロールパネルでの操作になるので、ムームードメインのログインアカウント(メールアドレス、パスワード)を用意してください。

自動更新設定の解除

自動更新設定を解除します。

以下のムームードメインのコントロールパネルにアクセスし、ムームーID(メールアドレス)、パスワードを入力してログインします。

コントロールパネルにログインしたら、以下の通りに操作します。

  • 「各種お支払い」をクリック。
  • 「自動更新設定」をクリック。
  • 解約するドメインの決済方法を「未設定」に変更
  • 「変更」をクリック。
ムームードメインの自動更新設定を解除する

ドメインの自動更新設定の解除はこれで完了です。

ドメイン契約を解約

次に、ドメインの契約を解約します。

引き続きコントロールパネルで、ドメイン操作(①)→ドメイン一覧(②)とクリックし、解約したいドメイン(③)をクリック。

ムームードメインのドメイン契約を解約する

「解約」をクリック。

ムームードメインのドメイン契約を解約する
「解約」ボタンが押せない場合(タップで詳細展開)

自動更新設定の解除をしていない場合、以下の画面のように「解約」ボタンは押せません。

必ず、自動更新設定の解除を先に済ませてください。

再度、左のメニューでドメイン操作(①)→ドメイン一覧(②)とクリックすると、「解約済み」と表示されます。

ムームードメインのドメイン契約を解約する

解約を取り消したい場合、契約期間内であれば解約の取消が可能です。

その場合は「解約」ボタンが「解約取消」ボタンになっているので、そのままクリックします。

ムームードメインのドメイン契約を解約する

これでドメインの解約が完了しました。

Webサイトの作り方次第で削除の手順が決まる

削除の手順が簡単になるのか、それとも面倒になるのかは、実はWebサイトの作り方で決まります。

Webサイトを作る時には以下の手順をを踏みますが、それぞれの手順が関係するので、そのあたりを詳しく解説します。

  • 独自ドメインの設定
  • WordPressのインストール

独自ドメインの設定

以下は独自ドメインの設定画面ですが、注意すべきは「公開(アップロード)フォルダ」の入力です。

フォルダ名を入力しなかった場合は、ルートフォルダ配下のWebデータを削除に書いているように、面倒な削除をしなければならなくなります。

独自ドメインの設定画面

今後、新しく独自ドメインを設定する場合は、必ずフォルダ名を入力してください。

還じい

他のレンタルサーバーでは自動でドメイン名のフォルダを作成するので、気にしないで済むんですけどね。
ちょっと改善してほしいところです。

WordPressのインストール

以下は、「WordPress簡単インストール」の画面ですが、注意すべきは「利用データベース」の選択です。

作成済みのデータベースも選択できるので、作成済のデータベースを選択してまうとデータベースが共有状態になり、共有DB内のテーブル削除に書いているように共有DB内のテーブルだけを削除するというかなり面倒な手順になります。

「公開(アップロード)フォルダ」は未入力にしない

今後、WordPressをインストールする場合は、利用データベースは「新規自動作成」を選択してください。

還じい

これも、他のレンタルサーバーだとデータベースは自動で作成してくれるんですけどね~
こっちも改善してほしいところです。

まとめ

ロリポップでは、Webサイトの作り次第でかなり削除の手順が面倒になります。

すでに作成されているWebサイトの削除なので、場合によっては手順が面倒になることを覚悟しないといけません。

必ずしもデータベースを削除する必要はありませんが、Webサイトを今後も作る予定であれば、できればデーターベースも削除しましょう。

削除が簡単にできるように、Webサイトの作り方次第で削除の手順が決まるを参考にしてください。

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ロリポップの使い方の記事を中心にまとめているので、参考にしてください。

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