この記事では、「ブロックパターン」(非同期パターン)の使い方について解説します。
テーマはCocoonを対象としています。
ブロックエディタは効率よく記事を書ける機能が盛沢山です。
その一つに、何度でも使い回せる「ブロックパターン」があります。
雛形となる「ブロックパータン」をあらかじめ登録して記事内に追加することで、「ブロックパターン」を使い回すことができます。
ここでは、「ブロックパターン」の使い方を詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください!
WordPress6.3からパターンに名称が変更
WordPress6.3から、再利用ブロックなどの名称が変更になったので、以下の【重要】をタップして内容の確認をおすすめします。
名称の変更を確認していないと、パターンを使う時に戸惑うかも!
【重要】「再利用ブロック」が「同期パターン」に変更されました(タップで詳細参照)
WordPress6.3から「再利用ブロック」は「同期パターン」に変更されました。
※ブロックパターンは「非同期パターン」と同等。
WordPress6.3から | WordPress6.2まで | |
---|---|---|
同期 | 同期パターン | 再利用ブロック |
非同期 | 非同期パターン | パターン(ブロックパターン) |
そして、パターン作成時に「同期/非同期」を選択できるようになりました。
「ブロックパターン」は「非同期パターン」と同じ
先の表に、「ブロックパターン」が「非同期パターン」に変更されたように書いていますが、正確には「非同期パターン」と「ブロックパターン」は別ものです。
ただし、仕様としては「ブロックパターン」も「非同期パターン」に分類になるので、先の表のようにまとめました。
ブロックパターン対応プラグインのインストール
Cocoonでブロックパターンを使いたい場合はプラグインを使う必要があります。
ブロックパターンを使えるのが「Custom Block Patterns」というプラグインです。
SWELLの開発者さんが作ったプラグインなんですね。感謝!
非同期のパターンを作成したいのであれば、ここで紹介するプラグインよりも「パターン管理画面」を追加するカスタマイズをおすすします。
カスタマイズの方は、同期パターンも作成できるメリットがあります。
では、プラグイン「Custom Block Patterns」をインストールしてみましょう!
「Custom Block Patterns」をインストール
WorPressの管理画面にログインし、管理画面メニュー「プラグイン」の「新規追加」(①)をクリック。
キーワードに「Custom Block Patterns」を入力。(入力したら自動でプラグインを検索します)
「Custom Block Patterns」が検索されるので、「今すぐインストール」をクリックし、次に「有効化」をクリック。
WordPress管理メニューの「ダッシュボード」をクリックすると、以下のように「ブロックパターン」が追加されます。
ブロックパターンの使い方
プラグインのインストールができたので、以下の手順で「ブロックパターン」の使い方を解説します。
パターンの作成
プラグインで追加した「ブロックパターン」の管理画面から「ブロックパターン」を作成します。
WordPress管理画面メニュー「ブロックパターン」→「新規追加」(①)をクリック。
使い回しをするブロック(非同期パターン)を入力したら、「公開」を2回クリックして保存。
パターンの記事内追加
「ブロックパターン」を作成したので、記事の中に追加してみます。
追加したい位置にカーソルを置き(①)、「+」(②)をクリック。
「パターン」(①)→「CBP」(②)→追加したい「ブロックパターン」(③)を選択。
CBPは「Custom Block Pattern」の略ですよ
あとは、記事の内容にあった修正をしてください。
(必要なければ修正しなくてもかまいません)
まとめ
- 「ブロックパターン」は「非同期パターン」と同じ。
- 「非同期パターン」なので、パターンを修正しても他のパターンには反映されない。
- Cocoonで「ブロックパターン」を使うためにはプラグインが必要。
- プラグインよりもパターン管理画面を追加するカスタマイズがおすすめ。
→ 「プラグインよりもカスタマイズがおすすめ」参照